試合結果詳細

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公式戦

2019/8/31(土) 10:30〜

港区秋季大会1回戦

チームロゴ芝信用金庫

勝ち

2-8

三郷グランド36面

チームロゴMWBBC
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ 芝信用金庫 0 0 0 0 2 0 2
チームロゴ MWBBC 2 0 3 3 0 8

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コメント

海部の母校・履正社高校が覇権を握った101回目の夏の甲子園。

ABC制作「熱闘甲子園」の最終回を見終わると、

夏の終わりを感じるのは元球児の性ではないだろうか。



こちら埼玉県・三郷市でも「負ければ終わり」のトーナメントが、

高校球児が放つ爽やかさとは程遠い企業戦士達によって開幕するのであった。



====

命の危険にも及ぶ暑さは落ち着いたとは言え、

まだまだ残暑厳しい中。

球場集合にも関わらず

何故か球場近くのセブンイレブンに集まるMWBBCの面々。



佐藤充選手は片手にプレミアムモルツも持ちながら、

休日の正しい過ごし方を体現している。

試合への出場を自ら放棄しているわけではない、

試合中に繰り出される野次に備えたウォーミングアップなのである。



「わっきー、今日も緩慢な守備を期待しているよ!!」



忘れかけていた春のトーナメントで犯した筆者のミスを、

朝一番から掘り起こしていく。

悪いイメージを払拭できないまま球場に向かうのであった。

試合中にベンチで気持ちよく寝落ちする事を期待した。

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打順


海部
小脇
米田
金子
小野瀬
吉森
原田
脇田
宮本


大事な開幕戦のスタメンが発表され、



「とにかく最近打てなさすぎや!今日は打ち勝つで!」



試合前MTGでは吉森監督から檄が飛ぶ。

宮本・小野瀬の二枚看板におんぶにだっこ状態の野手陣の発奮に期待したいところだ。



後攻めMWBBCの一回表。

先発・小野瀬は今日もストレートとスライダーが冴えわたる。

内野ゴロ2つと三振で守備ともにリズムにのっていく。

危なげないピッチングで初回を斬ってとり、

初回の攻撃に繋げるにはぴったりのピッチングであった。



一回裏の先頭は、今日1番に座る海部選手。

打率.227の成績は期待が大きすぎるが故に、

一層の貢献を求める周囲の期待に応える事ができるだろうか。



ファールで粘った5球目、センター方向に火の出るような当たりの打球を打ち返す。

ピッチャーに当たれば怪我は必至である。太鼓腹集団の草野球には相応しくない打球が飛び出す。



続く2番は仕事人・小脇選手。

さすがのいぶし銀、バントをちらつかせながら海部の盗塁成功をフォロー。

センター前ヒットで続いていく。



3番・米田選手が内野ゴロに倒れる間に、

二死2.3塁の場面で

4番・金子選手はセンターオーバーのツーベースヒットで2点先制。



二回表も小野瀬のピッチングが冴える。

二者連続三振を含む11球で三者凡退に抑える。



2-0で迎える三回裏の攻撃は、またもや1番から始まる。

四球で得たランナーを小脇選手がバントで送り、

4番の金子選手のレフト前ヒットで2塁走者の海部選手がホームを踏む。



セイバーメトリクスが球界に浸透し始め、「2番打者最強説」が唱えられる一方、

そんな黒船理論を覆すような王道野球で得点する。

改めて4番打者の重要性を感じ、

金子選手本人の意思にそぐわない打順は今後も強固となったのではないだろうか。



流れが一気にMWBBCに傾く中、ここで吉森指揮官自身の打棒が復活する。

二死2塁の場面。

1打席目からタイミングの合っていたストレートを弾き返すと、

ライトの横をライナー性の打球が抜いていく。



球場の構造上、ライト方向はフェンスがない。

つまりライト方向に強く速い打球が飛べば、ランニングホームランが生まれやすい形状なのだ。



ベンチは、皆総立ちで沸く。

「ホームランや!!まわれ!!!まわれー!!!」



打球を見れば、

誰もがランニングホームランを確信したのではないだろうか。

そんな期待とは裏腹に、吉森監督の脚力が追い付かない。

走る姿を見ると思ったよりも進んでいない。

3塁ベースを回ったところで、遭えなくストップ。



ベンチは抱腹絶倒。選手の注目を一気にかっさらっていった。

ホームラン一本をみすみす損した形になったが、

次回はオーバーフェンスのホームランを是非期待したい。



「脇田!俺、右中間に放り込んだことあんねん」



監督の打撃に疑いの目を向けていた筆者も、この一本で払拭されたのだった。



こうして4番・金子選手と指揮官の活躍もあり、

この回に3点を加える。



四回にも3番米田選手のヒット、4番・金子選手のタイムリーにより3点追加。

8-0のワンサイドゲームとなる。



五回表を0点で抑えれば、コールドゲームとなる展開となった。

また攻撃陣の活躍の裏では、

先発・小野瀬は「完全試合」の投球を進めていたのであった。

秋季大会・開幕戦での完全試合に、チーム全員の期待がかかる。



しかし無死で迎えた5番打者にセンターへ運ばれ、

完全試合未遂に終わってしまう。

記録の可能性がなくなり、すかさず宮本投手にバトンタッチ。

不運な形で2点を許し、五回コールドゲームはお預けとなり裏の攻撃に移っていく。



結果的に8-2で試合が終了し、秋季大会も好発進となったのであった。



吉森監督が「4番金子選手の活躍と初回に先制点を獲ったことやな。」

と勝因を語る。



春季大会に引き続き、秋季大会優勝に向けて幸先の良いスタートになった。

# 選手名
24 海部 大斗
12 小脇 浩史
10 米田 伸太郎
7 金子 慶一
1 小野瀬 辰也
6 吉森 聡一郎
9 原田 直道
34 脇田 壮一郎
19 宮本 勇磨
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
24 海部 大斗 先発 1 4 2 1 0 0 3 1 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
12 小脇 浩史 先発 2 3 2 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0
10 米田 伸太郎 先発 3 3 3 1 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
7 金子 慶一 先発 4 3 3 3 0 4 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
1 小野瀬 辰也 先発 5 3 3 1 0 1 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
6 吉森 聡一郎 先発 6 3 3 1 0 1 0 0 0 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
9 原田 直道 先発 7 3 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
34 脇田 壮一郎 先発 8 3 3 1 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
19 宮本 勇磨 先発 9 3 2 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

# 選手名
1 小野瀬 辰也
19 宮本 勇磨
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
1 小野瀬 辰也 40/3 0 0 0 - - 0 0 7 0 0 0 0 1
19 宮本 勇磨 - 20/3 0 2 2 - - 2 0 1 0 0 0 0 2
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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