試合結果詳細

雨天中止を経て1ヶ月半空いた中で行われた第2節。

相手は7年前、奇しくもこの神明台の地で激戦を繰り広げた横浜Jスターズ。
最終回に驚異の粘りで7点差を追いつき、引き分けに持ち込んだ、Felks史において『伝説の一戦』と語り継がれている試合だ。（最終的に抽選負け）

先発は投手デビュー戦となる矢野。キャッチャーもFelksでは初となる香月。
初物バッテリーで臨んだ初回、大野が平凡なライトフライをまさかの落球。その後佐藤瑠のフィルダースチョイスなどもあり初回に2点を失う。

しかし2回表、Felksにもチャンスが訪れる。
矢野が相手のエラーで出塁、大野がライト前にヒットを放ち続く香月が死球を受け、1死満塁のチャンスを得る。
ここでバッターは開幕戦でチャンスをことごとく潰した佐藤瑠。前回の屈辱を晴らしたいところだったがあえなく三振。続く安部も投手ゴロに倒れ、絶好のチャンスを逃す。

これで流れは完全にJスターズへ。佐藤瑠のエラーやバッテリーミスなどで失点を重ね、気がつけば5ー0になる。

一矢報いたいFelksは4回、1死1、2塁のチャンスを迎えるが佐藤瑠がまたしても三振。続く安部も三振を喫し、点数を奪えない。

そして5回、大野が前回に続き登板。
しかし先頭バッターが打った凡フライをライト安部が落球。これでペースが乱れたのか、その後はとにかくストライクが入らない大野。押し出し四球を重ね、4点を失う。ここで大野は自ら降板を直訴。なぜか近くにいた宇都木が投げることに。
宇都木が放ったストレートを相手バッターがセンターへ犠牲フライ。10点目を失い、力なくコールド負けとなった。宇都木の初登板は2球で幕を閉じた。

試合後、この日代理監督を務めた香月CEOはインタビューに応じ『5失点したがそのほとんどが守備によるもの。矢野は本当にいいピッチングをしてくれた。藤田、椙田に続く3人目としての枠は矢野に与える。あとはスタミナだね。』と矢野に一定の評価を与えた。

その一方で『区民大会の様な一発勝負はオーダーをしっかり考えた方がいいかもしれない』と区民大会での打線のテコ入れを示唆。『今日は8、9番がとにかくブレーキだった。佐藤、安部はメンタルを鍛えなければならない。打席で打てる雰囲気がまったくしない。瑠維に関して言えば開幕から何残塁してるというのだ？チャンス×だね、完全に。』と一刀両断。
また、投手・大野に関しては『話にならない。次回はもうないだろう』と厳しい表情で一言のみ話し、神明台を後にした。

背水の陣で迎える次戦はエキスパート戦。
ナインの奮起に期待したい。

CEO記載