試合結果詳細

泉リーグ第3節　vs.エキスパート
2018.5.20 13:20プレーボール　こども自然公園野球場

オーダー【先攻】
１一　的場
2中　平沢
3投　香月
4三　鈴木一
5右　安部
6左　佐藤瑠
7二　宇都木
8捕　大野
9遊　佐藤太
10DH　藤田

藤田が今シーズン初のベンチスタート。変わってマウンドには香月が上がった。

試合は初回から動く。
1番的場が四球で出塁すると続く平沢が左に2塁打を放ち無死、二,三塁のチャンス！平沢は実に2011年依頼7年ぶり、復帰後では初となる安打となった。その後3番香月の三塁ゴロの間に1点を先取すると、4番鈴木にもタイムリーが飛び出し、初回に2点を先制する！
Felks2-0エキスパート

しかしその裏、今季初登板の香月がピリッとしない。1,2番に連続で四球を出すと続く3番打者の凡フライを名手・佐藤太がまさか落球！完全に冷静さを欠いた香月は、続く4番打者にカーブを痛打される。打球はライナーで左線のフェンスを越え、まさかの満塁本塁打…
その後安打と三塁に入った鈴木の2失策で2点を追加され、初回に6点を奪われてしまう。
Felks2-6エキスパート

2回からはエース藤田が登板。貫録を見せつけ、0行進を進めていく。
しかし味方の援護がないまま迎えた4回裏には捕手・大野の失策で1点を追加されてしまう。Felks2-7エキスパート

迎えた最終回。走者を一人置き、迎えるは平沢。放った打球は中後方へグングンと伸び、そのままフェンスオーバー！『２番平沢』という横浜DeNAのソトばりの攻撃的オーダーが見事に功を奏した！
Felks4-7エキスパート

しかし反撃もここまで。結局後続が倒れ万事休す。リーグ戦開幕３連敗となってしまった。

試合後、香月CEOは『前回のバッドボーイズ戦から徐々に打線に粘りが出てきた』と攻撃に一定の評価を示すも、守備に関しては『投手・香月といい、三塁鈴木といいあまりにも酷すぎた。今後、あまり冒険はしない。』と仏頂面。自身に関しても『よほど緊急の事が無い限り登板はしないだろう』と投手・香月を封印する可能性を示唆。今後は藤田・椙田の２本柱を軸に戦っていく事になりそうだ。


【中田Felks 試合採点&寸評】
※10点満点。『0.5』刻みで評価。

１番　一　的場 5.5
・初回は出塁に好走塁とリードオフマンとしての役割を果たすもその後は２三振と振るわなかった。

2番　中→左　平沢 7.0 Man Of the Match!
・前回戦犯候補であった男はこの日大逆襲。中でも最終回に放った本塁打は圧巻であった。

3番　投→二　香月 5.5
・投手では制球難に陥り初回に６失点。味方の失策が重なったとは言えいただけない内容。
打撃では意地を見せ１安打１打点２出塁。

4番　三→中　鈴木一 5.0
・目が覚めるようなタイムリーを放つも初回の２失策はあまりにも稚拙であった。

5番　右　安部 5.5
・安定した守備を見せつけるも打撃では無安打。この試合の最後の打者となってしまった。

6番　左→DH　佐藤瑠 5.5
・前回のMOMであったこの男もこの試合は不発。

7番　二→三　宇都木 5.5
・打球が前に飛ぶようになってきた。期待がかかった３打席目を見たかったが願いは届かず目前で試合終了。

8番　捕　大野 5.5
・今シーズン不調のこの男はこの試合でもきっかけは掴めず。未だトンネルの中を彷徨っている。

9番　遊　佐藤太 5.0
・初回に手痛い失策を犯してしまう。打撃でも今シーズン初の無安打に終わる。

10番　DH→投　藤田 6.5
・試合会場の最寄駅をなぜか保土ヶ谷駅に間違えてしまい、タクシーで球場に乗り込む珍プレーを見せたこの男は、試合に入れば格の違いを見せつけ、安定した投球と痛烈な安打を披露した。

チーム総点 5.5
打撃が奮起して来たかと思えば今回は守備が綻んだ。投打が合致してくれば面白いだけに、この試合を糧に改善していって欲しい。

記事：小金井ダイスケ(顕正新聞中田Felks担当記者)