試合結果詳細

2018リーグ第4節　vs.下半身タイガース
H30.7.1　17:10　プレーボール　中田中央公園

6月は雨天により全て試合が流れたFelks。約1か月ぶりの試合となった。

オーダー【先攻】
1番　右　関谷
2番　中　鈴木一
3番　三　宇都木
4番　投　香月
5番　左　菊地(助っ人)　
6番　二　佐藤太
7番　一　若林(助っ人)
8番　捕　平田(助っ人)
9番　遊　椙田

1回表を三者凡退に抑えられたFelks。その裏、マウンドには前回負け投手となった香月が背水の陣でマウンドに上がる。そしてぶっつけ本番でサイドスローに変更。

その香月が相手4番打者に犠牲フライを浴び1点を失う。

その後互いに0行進が続いた4回裏、一死一塁から相手打者が平凡な一塁ゴロを放ちゲッツーコース！
しかし一塁手助っ人の若林が二塁へ送球しようとするも、まさかの大暴投！ショート方面になぜかゴロを投げてしまい送球はレフトまで転がっていき一死二、三塁になってしまう。
その後ボークとワイルドピッチで2点を失いリードを3点に広げられてしまう。

しかし5回表、Felksが反撃を開始。無安打に抑えられていた相手当初から、5番菊地が右前にクリーンヒット！Felksの初安打は助っ人・菊地から生まれた。続く佐藤が右前、若林が投手ゴロで一死二、三塁。ここで平田が右中間に2点タイムリーを放ち一点差に迫る！

最終回、逆転へ向けいい流れで守備を終えたい5回裏、香月が二死を簡単にテンポよく奪うと、3人目の打者も平凡な3塁ゴロに抑える。しかし宇都木が一塁へ放ったストライク送球を、若林が取り損ねてしまう。
続く打者が放った打球はこちらも平凡な左フライ。だがこれも左翼手菊地がまさかの落球。
『どんとこい助っ人コンビ』が相次いでミスを犯してしまう。しかしなんとか後続の打者を押さえ、5回裏を0点に抑える。
香月はサイドスローへ変更したことが功を奏したのか、５回を３失点(実績点１)、１牽制死とまずまずの内容で試合を壊さずにマウンドを降りた。

最終回、先頭の鈴木が死球を浴び出塁すると続く宇都木がついに左前に今シーズン初安打を放つ！続く香月も技ありの安打を右前に運び、無死満塁サヨナラの大チャンスを迎える！
しかし菊地が一塁邪飛、佐藤太が三振、若林が投手ゴロに倒れ、無死満塁のチャンスをまさかの無得点で終えゲームセット。ここ一番での局面でまたも勝負弱さを露呈してしまい、勝機を逃してしまう『もったいない』ゲームとなってしまった。これでFelksはリーグ戦開幕４連敗。リーグ戦優勝はかなり厳しい状況となってしまった。


【中田Felks 試合採点＆寸評】
※10点満点。『0.5』刻みで評価。

1番　右　関谷　5.5
・打撃で結果は出せず、リードオフマンとしての役割は果たせなかった。一方でこの日は守備が忙しくライトへ打球がよく飛んだ。しかしそれらをすべて難なく処理。安定した守備はこの日も光った。


2番　中　鈴木一　5.0
・なぜかくじ運が強いこの男は今日も上位打線に名を連ねた。しかし単調で工夫の無い打撃は相変わらずで無安打。まさに『Felksのアダム・ダン』といったところか。

3番　三　宇都木　6.0
・最終回についに初安打を放つ。復調のきっかけにしてもらいたい。

4番　投　香月　6.5
・投手として課題はまだあるもののサイドスローに変更し、なんとかゲームメイク。打撃でも最終回に安打を放った。

5番　左　菊地(助っ人)　5.5
・初安打は急な参加となったこの男から生まれた。しかし5回の失策と最終回での凡退は減点材料。

6番　二　佐藤太　 5.5
・この日も安打を放つ。しかし最終回の三振はチームの流れを完全に消してしまった。

7番　一　若林(助っ人)　4.0
・急な参加は評価に値するも2失策と3凡退は救いようのない内容。10年のブランクはあまりにも大きかった。

8番　捕　平田(助っ人)　7.0 Man Of the Match!
・こちらも急な参加であったが、さすがの経験値で捕手として香月を上手くリード。打撃でもチームの唯一の得点となる2打点をあげる。

9番　遊　椙田　6.0
・この日寝坊で遅刻したこの不届き物は打撃では結果を残せず。しかし2度のファインプレーを含む安定した守備で、香月を幾度となく助けた。

チーム総点 5.5
この日はロースコアの試合となった。最終回の無死満塁はまさに千載一遇のチャンスだったがバットボーイズ戦同様またも勝負弱さを露呈。チームにとって大きなダメージが残る敗戦となった。しかし見方を変えれば助っ人3人の協力を得らなければならない状況の中でタイガースをあと一歩まで追い詰めたことはプラスとも捉えられなくもない。次戦のニッカーズ戦はなんとしても勝利したいところだ。


◆試合後　香月CEO談話
「今日はとにかく助っ人の3人に感謝。彼らが居なかったら試合は成立しなった。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。以上です。」


記事：タバヤン（中田Felks担当記者）