試合結果詳細

4試合目

3回生は、幹部として最後の試合。
この試合に勝てばCトーナメント優勝となるためになんとしても勝ちたい試合であった。そして代表が胴上げされる姿を夢にまでみて臨んだ試合。そこで先発を託したのは、次期代表の益山。あえてこの第4戦に益山を先発させたのには、代表の彼への想いがあった。八上が第4戦に先発し、第2戦に益山を先発させるという方法もあったが、これからのVictorysを背負っていくのは益山であり、この試合をバトンタッチする機会の試合にしたいという想いだった。

1番に森、2番に夏目、3番に八上と3回生が上位打線に座り4番にこの大会、もっとも活躍をした三村を置いた。そして、今大会ノーヒットでこの1年ほぼ全試合4番に座った三ツ井をベンチスタートさせた。

試合は初回、森、夏目、八上があっけなく三者凡退で益山も2回までほぼ完璧なピッチング。相手投手の変化球に面白いように三振をし投手戦の立ち上がりであった。しかし3回から益山が崩れ始め、9番打者に弾丸ライナーの柵越えをされ2点を先制される。4回も四死球4つと悪い意味での彼らしさが出始め、追加点をとられ3対0となる。結果的に5回まで見せ場なく、三村と中上のヒット2本に抑えられた。そして最終回も3者凡退で3回生最後の試合は、あっという間に終わり完封負けとなった。Cリーグで3チーム共に1勝1敗となるも予選同様に得失点差で並んだものの直接対決の結果が物をいい、1点の重みを感じた2日間であった。

代交代に来れない後輩たちへメッセージ。

今年は、国公立カップを主催したり新歓合宿、セカステにも参加をし何もかもがVictorysとして初めてのことだったので至らぬ点もあったと思いますが、参加をしてくれたみなさんありがとうございました。また、通常の活動でも約1年で78試合を消化することができたのもみなさんのおかげです。2年前、Victorysは崩壊寸前でした。新歓はしない、人数が集まらなくて試合はできない、セカステや旅行に行くこともない、試合後にアフターに行くこともない、ツイッターやホームページはずっと放置をしたまま、メーリスに至っては、1.2回生は今週の活動に何人来るのか、誰が来るのかさえ見ることができなかった。その時のことを知っている最後の学年である我々3回生は、もっとも悔しい想いをしたメンバーです。だからこそ、この1年「挑戦」というスローガンを掲げ、これまでVictorysに広がっていた悪しき伝統に容赦なく切り込んできました。幹部になってすぐにメーリスは全員見れるように変えて、アフターにも必ず行くような習慣をつけ先輩が後輩の面倒をみるという当たり前のことをようやくこの1年で習慣付けすることができました。ツイッター、ホームページも毎週更新、オーダーも事前に発表をしたり情報の公開、共有を徹底してやってきました。どこまでできたかは分かりません。でも、確実にいいチームに、いい雰囲気になっていることは胸を張っていうことができます。それは、我々3回生の想いに応えてくれたら1.2回生のおかげです。特に益山、山﨑には、この1年厳しく接してきました。それは、あの暗黒時代に逆戻りしないために、次期幹部としてこれからのチームを担う彼らが、責任を持って欲しかったからです。彼らなら今年以上のことをできると確信してます。ただ、少しでも怠ったり今年1年作り上げたものを蔑ろにしている姿を見れば、幹部を退いたとしても大好きなVictorysのために意見をしていきます。今、1回生だったらな…という悔しい想いはありますが、今の雰囲気をしっかり続けて受け継いでいってくれると信じてます。