試合結果詳細

とうとうBトーナメント決勝に進出したVictorys。勝っても負けても最後の試合、見事トーナメント優勝なるか?!

１回表、１アウトから２番田中がレフト前ヒットで出塁すると、内野ゴロとワイルドピッチの間に進塁して２アウト３塁とする。しかし相手ピッチャーの好投で４番三村が抑えられ、この回は０得点で終わる。

１回裏、先発田中が荒れる。先頭打者をフォアボールで出すと盗塁を決められる。さらにワイルドピッチの間にホームにランナーが帰り、無安打で先制される。その後も過去ワースト３に入るくらいの乱調を極め、２アウトまで抑えるも被安打１、四死球４、暴投２の典型的な自滅でマウンドを降りる。
２アウト満塁の場面でキャッチャー磯部がマウンドを託したのは前日も登板した佐々木。しかし投球練習から少しコントロールに乱れがあった佐々木は急な登板のせいもあってか制球が定まらず四死球２、暴投３になるもキャッチャー磯部が相手の盗塁を捕殺しこの回を終える。
終わってみれば相手の打順は一巡し８失点。セカンド金山もプレー中に｢こんなつもりじゃなかったーー！｣と叫ぶのも納得の大量失点である。

できればコールド負けを避けたいVictorysであったがサイドスローの相手ピッチャーの速いストレートとキレのあるスライダーで手玉にとられいずれの回も得点圏にランナーが１人も進まず無得点で攻撃を終える。

２回裏、田中、佐々木の炎上で敗戦処理として前週のVictorysNEXT戦で熱投を魅せた西田がマウンドに送られる。しかし前週とは打って変わって好投をする西田。途中、サード中上が｢おりゃあ！｣と叫びながら投げた送球がファーストの頭上を越える大暴投となるアクシデントにも見舞われたが、この回を無失点で切り抜ける。

３回裏、前日も登板した金山がマウンドにのぼる。ここで西田に続き意外にも好投をみせる金山。見事なピッチングで無失点で切り抜けた。

しかし次の４回表に追加点を挙げられずコールド負けでゲームセット。
こうして１年生大会は12チーム中６位というまずまずの結果で幕を閉じたのであった。