試合結果詳細

春休み絶賛満喫中の大学生には堪える早起きからの一戦。
そんな試合は昼夜逆転の生活を叩き直す絶好の機会に、私生活から意識レベルの高い田中が先発。
審判の辛い判定に苦しむも、淡々とイニングを重ねていく。

一方打線は変化球を主体に組み立てる一番苦手とするタイプの相手投手に、初回から一死満塁のチャンスで、安永がサード前に転がる、超芸術的な内野安打(スイングバント)で先制する。
この時誰もが思った、「今日いける」
そんな希望とは裏腹に、続く田中、織田が三振に倒れ、追加点とはいかず、一気に現実へ引き戻される。

田中の粘りもあってか、何とか膠着していた試合も５回、打ち取ったかに思われたライトフライを、益山がまさかのバンザイ。
続く打者にタイムリーを打たれ、同点に追いつかれるも、新入生白江のファインプレーなどもあり、同点で食い止める。

その裏、合川、西田の二塁打で無死二、三塁の絶好のチャンスに、山崎が完全に打ち取られた打球であったがショートの頭を越すポテンヒットを放ち、ここも運に恵まれ勝ち越す。
なお後続は打ち取られ追加点とはならなかった。

そして迎えた最終回、田中から引き受けた安永が制球を乱し、痛恨の押し出し死球を与えてしまう。
続くピンチに、打ち取った当たりに見えたショートフライを合川が痛恨のエラー、逆転を許す。
その裏、得点することはできず、
痛い逆転負けとなってしまった。


ちなみに試合後は、あまりに綺麗な満開の桜の下で花見をした一同であった。
今日はパーっと乾杯(完敗)の１日であった、なんちって。
お粗末様でした。