試合結果詳細

９回裏、１０回裏に一打サヨナラのチャンスを迎えたものの、あと１本が出ず、残念ながら引き分け。では、簡単な試合経過を（敬称略）
　先制された１回、すぐに取り返す。前夜フットサルが終わってまだ数時間も経っていない１番田中が四球で出塁すると、疲れを感じさせない走塁でかき回し、相手ミスにも乗じて軽やかに同点ホームを駆け抜ける。なおも４番南雲から坂口、河上、松田、柴田と怒濤の５連打で一挙４点を奪った。
　先発三浦は、この日も抜群の安定感。持ち味の制球力で、走者は出しても最少失点に抑えてしっかりゲームメークした。
　４回に、ありえない凡ミスが起こる。一塁走者柴田が、敵と話しているスキを突かれ、痛恨のけん制死。控えメンバーがいたら即、懲罰交代を命じられるほどのボーンヘッド(のちに頭部死球を受け、野球の神様から天罰が下る)。非常に嫌な流れだったが、オヤジは頼もしい。５回に２番柴沼から窪田、南雲の３連打で追加点。下位打線に負けじと主軸がつながり、試合を優位に進めた。
　２番手投手として、全身赤く染まった「カープ男子」坂口が初登板。マウンドでは制球に苦しんだが、降板後に守ったショートでスーパープレーを見せる。ライナーに飛びついて好捕すると、体勢を崩してヒザを突いたまま一塁に矢のような送球。飛び出した一塁走者をアウトにし、併殺を完成させてピンチを防いだ。メジャーリーガー顔負けの身体能力に、敵陣からも感嘆の声があがる、この日一番の見せ場だった。
　８回に登板した柴沼は、輝きを放った。広島黒田を彷彿とさせる美しいフォームで、１イニングを１安打投球。特に空振り三振を奪った高速スライダーのキレは圧巻。腰砕けにされた強打者の相手４番が、顔をしかめて相当悔しがっていた。失策絡みで２失点し同点とされた後、再び鉄腕三浦がマウンドへ上がり、９回、１０回をピシャリ。無尽蔵のスタミナで、延長になっても球威は落ちることなく、得点を許さず、引き分けとなった。
→エラーやミスが出ても「とにかく明るい松田（ガヤ）」がすぐ笑いに変えるベンチの雰囲気は、いつもいいムード。終盤は接戦ならではの手に汗握る緊張感。笑いあり、ドキドキ感あり。小竹さん、すいません、今回もメチャ楽しかったっす！
　ただ人数が９人ぎりぎりでした。初参加の方も、初心者の方も、次は気軽に来てみてください！