試合結果詳細

世間では梅雨入りが発表され、案の定、雨が降りしきる中での決勝戦。
B級の決勝がタイブレークにもつれる好試合で押して雨が横殴りになり始めたところでのプレイボー！
先制したのは大和田。当然ながら雨で制球が定まらない先発の本村を攻め立てる。ゲッツー崩れの拓登を置いて亮が死球でつなぎ、慶季の遊内野安打で2死満塁とする。ここで迎えた古谷がプレッシャーをはねのけ三塁手の横を抜ける2点適時打を放つ。
先発の萩原はその裏先頭打者ホームランをレフトへカチ込まれるもなんとか1点で切り抜ける。
2回は勝太、拓登が四球で出塁すると、2死から亮本日2度目の死球が左腕にペチ当たり2死満塁のチャンス！続く陸のところでワイルドピッチ！勝太がここで生還し、結局陸は四球、さらに慶季が中前適時打で追加点をあげる。
その裏、四球で出た走者を3塁に置いたところで萩の投じた球がすっぽ抜ける大暴投！1点取られたかと思ったがマンガみたいにボールが跳ね返ってきて走者を刺殺！さすが野田の王者は市営球場の使い方を知っている。これで流れは完全に大和田に。
3回仁哉四球のところでサウスポーに継投するもやはり制球は定まらず、萩原、勝太、渡会連続四球で労せず1点追加。続く拓登も死球で打点1ゲット。続く稲葉の三ゴロの間、陸の中前安打、慶季は猛打賞となる左前2点適時打で容赦ない攻撃が続く。さらに仁哉の左前安打や四球を絡めた猛攻は打者1巡半にさしかかった稲葉が1イニングに2回殺されてようやく止まる。なんと10得点。
さぁコールドできっちり締めようと思ったのだが、2死1塁からの4番の打球は三遊間への痛烈なライナー！ただ手を伸ばせば届いたのかもしれんがFPで終わったらMVP候補にノミネートされるんじゃないかという欲が三塁手の頭を支配。結果飛びついてみたもののランディングの衝撃に33歳の体は耐えられなかった。零れ落ちた球にも、あれ？これ地面にくっついてんのかな？ってくらい手につかずALLセーフに。この巻き添えを食らったのは右翼手。右への大飛球に追いついたのだがなんと落球！エラーがエラーを呼ぶ最悪の展開となり1点を献上してしまう。しかし最後は難しい右横のファウルフライを無欲の稲葉が見事なランニング背走キャッチで締めた。
MVPは雨の中よく投げた萩原。打撃賞に4本のヒットを打った横瀬がもらった。個人的には思いやりのない泥付きボールの返球とレガースの片方付け忘れさえなければ今日泥まみれになって体を張り続けた捕手の仁哉にMVPをあげたかったところだ。惜しかったな仁哉。
これで春の大会は4連覇だ。県大会につながる秋の大会でそろそろ優勝したいもんですな。