試合結果詳細

市民大会準決勝は夏の終わりを感じさせる秋らしい気候の中知らんうちにSAN-POWスタジアム野田の名称変更していた野田市営球場でプレイボール。先発の三條は立ち上がりから130㌔超の速球を主体にぐいぐい攻める。こんなんチートだわぁと思った矢先、先頭打者に右越の長打を食らいいきなり大ピンチ。しかし続く打者は凡打、三振に切ってとり、上々の立ち上がりを見せる。2回先頭の仁哉が右中間へ…通常なら3BHな当たりの2BHで出塁し、陸四球で0死1・2塁とするが、勝太が遊ゴロ3塁転送アウトで走者の入れ替えに成功、続く栗田が真芯でとらえた当たりは遊正面…ゲッツーくらっちゃう。3回、三條のボテ三ゴロでエラーを誘い出塁すると、すかさず盗塁でチャンスメイク。続く利文は右越かと思われた自身3年に1度出るかどうかの会心の当たりを右翼手がこれまた5年に1度出るかどうかのファンタスティックキャッチで阻まれる。慶季の当たりも良かったが中翼真正面で2死…また点が入らないのかと思ったが、稲葉が値千金の三塁線を抜くタイムリーで先制に成功。4回にも2死ながら2塁のチャンスを迎えるが、栗田の当たりは惜しくも左直で追加点が遠い…。ようやくの追加点は6回。先頭古谷が粘って四球で出塁、仁哉も内角攻めにだぶついたお肉を犠牲にして0死1・2塁のチャンスに陸。三ゴロを2塁へ転送アウト、ゲッツーかと思われたが二塁手が暴投で欲しかった追加点をあげる。もう1点欲しいなと思っていたところで先々週永い眠りからお目覚めあそばされた勝太がここで打った瞬間確信の左翼スタンド中段に突き刺さる2ランをたたきこんでとどめ。守備では、慶季の美しいが一部で余計との批判もあったスライディングキャッチなど好守備にも助けられながら迎えた最終回、先頭打者に陸の形だけ飛びついてみた3塁線へのヒットや、それを見て笑っていた古谷のゲッツー狙い暴投などに足を引っ張られてまさかの0死満塁のピンチを招くが、勝太のタッチアップ阻止ダイレクト返球もあって、最後は投ゴロゲッツーに仕留めゲームセット。準決勝にコマを進めた。三條は8奪三振完封の好投。