試合結果詳細

3週間ぶりとなった11月初試合、午後試合で西日が差し込む中、前日の豪雨で内野の一部がユルユル状態も試合開始。

1回表、二死から小野が左前安打で出塁も無得点。

2回表、先頭横野が中前安打で出塁後、続く珍部が右翼線に二塁打を放ち二三塁、森は三振に倒れるも振り逃げで無死満塁の好機に三田が押し出し四球を選んで先制。一死後、寛人の中前適時打で1点、優太の二ゴロを捕手がこぼし更に1点、小野の中前打（記録は中ゴロ）で更に1点、打者一巡で4点を奪う。

その裏、先発森は失策でランナーを許すも、後続を内野ゴロ、6-4-3の併殺打に打ち取り、得点を許さない。

4回裏、夕暮れ時に差し掛かり猛烈な西日が野手の視界を奪う中、中前の鋭い当たりを中堅が見失う不運が2回重なり2失点、2点差に詰め寄られる。

いやな雰囲気を断ち切る為、円陣を組んで臨んだ5回表、先頭原が中前安打で出塁、続く横野が右翼に適時二塁打を放ち1点。その後走者を二人おいて、三田が放った打球は右翼タンク保護ネット上部に落ちるあわや本塁だという二塁打、ここで2者が生還し2点加点。その後も瀬戸の左前適時打、原の1イニング2安打目となる2点適時打も飛び出し一挙7点を奪い試合を決めた。

久々の先発となった森は、4回・7回をいずれも不運な形（日射影響）で4点を失ったが、7回を3安打2四球に纏めるテンポ良い投球、要所を4三振で切り抜け、危なげない完投勝利で今季4勝目を挙げた。

打線は好調でこの日も11安打、四死球や敵失を合わせて20人が出塁も、残塁・走塁死も多く、相手チームの老獪な投球・堅い守備も相まって、単に点差だけでは、図れない好ゲームとなった。走攻守の判断・状況判断力向上も含め、12月の最終月に臨みたい。

※監督担当：小野