試合結果詳細

神奈川区大会も大詰めの準決勝を迎える。

この大会が始まった時からの目標であった、強豪の突撃バリーボンズとの一戦。この試合の為に仕事終わりにバッティングセンターに通う者、シャドーする者、腕に電気を流す者、相手のYouTubeを見まくる者、それぞれの思いを胸に準決勝を迎えた。

天気は90％の雨予報であったが、時折の小雨を挟む程度。そんな中、先発のマウンドは今大会2試合で1失点のみの鎌坂が上がった。
初回、先頭バッターを三振で切るとその後は打たせて取り、課題の立ち上がりを最高の立ち上がりを見せた。
その裏の攻撃、この日1番に入った松田が内野安打で出塁。なんとこのヒットで練習試合を含め10打席連続出塁。驚愕の記録を2桁に乗せた。
（※また松田は第二打席も死球で出塁し連続出塁は11となった。）
しかし後続が打ち取られ初回先取点とはならなかった。
2回以降も変化球を低めにまとめるピッチングで強力バリーボンズ打線を2回、3回と完璧に封じた。
しかし4回、先頭バッターを四球で出塁とすると、盗塁と進塁打で1アウト3塁の場面でスクイズを決められ、ノーヒットで1点を取られてしまう。
打線の方は相手ピッチャーの前に四死球やヒット、相手のエラー等で出塁はするものの打線が繋がらず、1点が遠いDADBODS打線。

その後もディフェンス面では鎌坂が6回を投げ、1失点とするものの、まさかの被安打0。強豪にも通用することを証明してみせた。
6回裏に藤田のヒットや四死球で満塁とするもあと一本が出ず、またも無得点としてしまう。
最終回、ピッチャーを小林にスイッチするも、自軍のエラーやフォアボールでまたもノーヒットで追加点としてしまった。最終回も3者凡退で反撃もなく、0-2で敗れた。
珍記録であるが相手をノーヒットで抑えるも敗戦。しかし1点を取ることに様々な引出しがあることが強豪と我々の差と、強く感じさせられた。

また、本試合で我々の大会は幕を閉じた。
再結成後初のトーナメント戦をベスト4とし、来春から一部昇格を決め、及第点としたが課題は山積みである。
次の公式戦は秋季大会。是非この悔しさを次の大会にぶつけて行きたいと思う。

本大会MVP：松田　4試合　8打数6安打　打率.750　2盗塁
　　　　　　鎌坂　3試合　2勝1敗　17回0/3　2失点　防御率0.82