試合結果詳細

サマーブレイク明けのこの日は久しぶりの大会、市長杯の準決勝が行われました。
対戦相手は今年勢いのあるダンディーズさんとの一戦、春はエースさん不在の中コールドで勝ちましたが、今回は果たしてどうなったのでしょうか？

まずは先攻パブリックの攻撃、先頭山崎さんがヒットで出塁、濱屋さんがきっちりバントで送り形を作ると、二死から四番野辺さんが渋くライトへ運び1点を先制します。
その裏のマウンドにはこの日もエース印南明彦48歳がマウンドに上がります。先日の練習でスタミナ不足を露呈しての登板でしたが、この日にかける意気込みは一味違いました。
しかしそんな意気込みが空回りしたのか、先頭にヒットを許すと相手二番打者にはチェンジアップを上手く拾われレフトへの大飛球はフェンスオーバーとなり、いきなり逆転2ランを浴びてしまいます。
尚も一死1，2塁のピンチを招きますが、ここは安田さんの上手い守備にも助けられ何とか後続を打ち取ります。
二回表、簡単に二死に打ち取られるも、二死から矢作、山崎さんの連続2ベースヒットで同点に追いつきます。
追いついた後のエース印南明彦48歳は落ち着きを取り戻し、ランナーは出すも要所を締め、二回以降は相手打線を０に抑えます。
同点のまま試合は進み、ゲームが動いたのは五回でした。
一死から安田さんがヒットで出塁、二死から羽田さんがヒットで繋ぐと、この日DPでの出場となっているMr.ミートグッバイ山本がレフトの頭上を破る2点タイムリー2ベースを放ち勝ち越しに成功します。
ここまで好投を見せていた印南明彦48歳は、取ってもらった後がピリッとしません。
二死二塁の場面から連続タイムリーを浴び、すぐに同点に追いつかれてしまいます。
しかし後続は打ち取り、勝ち越しまでは許しませんでした。
その後も両軍投手が粘りの投球を見せ、試合時間も短くいいテンポで同点のまま最終回を迎えます。
この回は打順よく三番安田さんからの攻撃となり、その安田さんがヒットで出塁します。野辺さんもヒットで、羽田さんが四球で繋ぎ無死満塁の大チャンスを迎えます。
ここで迎えるのが前の打席で一時勝ち越しのヒットを放っている山本さんに期待がかかります。が、フルカウントからの外のボールに当てることが出来ず空振り、続く春山コーチは1-2-3の併殺打となりまさかの無得点…嫌な空気が流れます。
その裏の守りでは一死から四球でランナーを出し二死三塁と一打サヨナラのピンチの場面で、続くこの日大当たりの相手二番打者との勝負を避け、三番との勝負を挑み見事に打ち取り、試合は延長タイブレークにもつれ込みました。
無死1，2塁からという場面からのスタートで、先頭の阿部さんの時にランナーの山本さんがまさかのスチール！結果ダブルスチールが成立し、さらに阿部さんが死球で出塁、無死満塁のチャンスを作ると一死からこの日三安打の山崎さんがしぶとくセンター前に運び2点を勝ち越します。
その裏相手も同じシチュエーションでのスタートとなり、一死からヒットを許し満塁のピンチを招きます。
しかし疲れているエース印南明彦48歳はここからも一つ気合を入れ直し、後続を打ち取りゲームセット！しびれる試合展開でしたが、最後は何とか逃げ切って決勝にコマを進めることが出来ました。

試合を振り返ると、この日は守りでの勝利と言ってもいいのではないでしょうか？
失策こそ一つはありましたが、随所にいいプレーも出て相手に余計な進塁などを許さなかったのが勝因ではないでしょうか？
エース印南明彦48歳は奪三振こそ０に終わったものの打たせて取る投球を見せ8回完投！四死球も少なかったのも守りにリズムを生んだと思います。
打つ方はダンディーズさんのエースのくせ球の前に打ち崩すのに苦労しましたが、最後当たっている山崎さんに打席が回ってくるのも、こちらに運が味方してくれているのかなとも思いました。
正直7回表の無得点の時にはどうなるのかとも思いましたが、粘り強く守れたのが本当に勝因だと思います。
これで久々の一部の決勝の舞台にコマを進めることが出来ました。
相手は辻ソフトさんかサンファミリーさんの勝者となりますが、どちらが来ても今日みたいなソフトが出来れば、必ず勝機は見えてくると思います。
せっかくの決勝戦！勝って勝利の美酒を飲みたいですね！
参加メンバー皆さんお疲れ様でした！