試合結果詳細

白壁リーグ杯第2回戦(真備たけのこ球場)は、2対0で迎えた7回裏、先発吉岡がツーアウトから3点を奪われ、まさかのサヨナラ負けとなり今季は2回戦敗退となった。
▼試合後の高橋監督の談話は以下の通り

ー今の率直な気持ちをお聞かせ下さい
「連覇は難しいという事。1点差であろうが大差であろうが負けは負け、勝ちは勝ち。それが勝負の世界。」

ー試合終了後、謝ってくる選手が何人か居ましたが
「誰かのせいで負けたとかではない。チームが負けたんだ。誰をどうこうなんて一切思ってない。選手達は最後まで勝つ為に必死によくやってくれた」

ー最終回、センター児島とライト浮田が接触して流血
「非常に危ないプレーではあったけど、これこそ必死にやっている証。浮田は鼻血が出たけど、2人が無事で良かった。勝敗よりこちらの方が大事な事」

ー2対0で迎えた最終回、ツーアウト三塁からファーストゴロでゲームセットのはずでした
「丸山が珍しくエラーした。レーシック手術の影響も多少なりあったかもしれないけど起用したのは私。だから彼に責任はない。」

ー試合後の丸山の発言について
「もう僕は公式戦には出ませんと。失策は許せるがこの発言はどうかというところ。今季から彼を4番としてここまで育ててきた。結果は残してきているが、心が全く成長していない。次、必ず結果で返しますとか言えないもんかね。非常に残念だ。(今後4番は？)これから考える。」

ー先発吉岡が自責点ゼロで敗戦投手
「これも野球の難しい面。中継ぎで1球投げて勝ち投手になる時もある。投手の評価は勝星より防御率。球団初の0点台を目指して欲しい。今日もナイスピッチングでした」

ー敗因は？
「自分の采配を含め挙げればキリがないよ。試合終わってからのタラレバは絶対に駄目。ただ、言えるのは野球に答えはないという事。」

ー初回の2点だけでした
「そう。敷いて口に出して言えるならそこ。中押し、ダメ押しが取れなかったのが敗因。だって、結局初回に出た丸山のタイムリーの1安打のみだからね。」

ーそういった中で最近、高橋監督が口にしている7～8割の失敗をどう生かすか
「そう。今日で言ったら、追加点のチャンスでワンアウト2塁から丸山が簡単にピッチャーフライ。アウトになってもあそこでランナーを3塁に進められていたら相手のバッテリーミスや隅田の単打でも確実に1点が入る。無駄なアウトを作らない。得点力を挙げる為にも、こういうとこを来季に向けて練習していきたい。(サイン？)新しく取り入れて、まずは選手個々の意識改革から始めるつもりでいる」

ー3割打者の三宅航、杉田を欠いての試合でした
「この2人に関わらず、誰が来たから勝ったとか負けたとかは言わない。その時その時の居るメンバーでベストを出す。それだけ。チーム力とはそういうもの」

ー3番和田にバントサイン
「あぁ、2回出したよ。(3番なのに？)お前、なぁんか勘違いしとりゃせんか？うちには3番も4番もない。3番目、4番目と考えている。だから何番打者であろうと場面に応じてバントサインは出す。」

ー最終回ツーアウトからの3失点サヨナラ負け
「あんた、どこの局の記者？話題変えたと思ったら最終回の話ばかりに戻すんだな。まぁいい。野球はツーアウトからというが、まさに直面した。最終回が始まる前、もしくはツーアウトを取ってから心に隙を作った選手がたくさん居るはず。そこを突かれたんじゃないか。私もその1人であるのは確か。ここは私の指示不足。この経験はチームにとって貴重な体験。今後に絶対生かさないといけない」

ーなぜストッパー和田を起用しなかったのか
「彼はノミの心臓。この点差やあの場面では無理だ。私がファンから罵声を浴びさされる」

ーもう気持ちの切替は出来たか？
「野球は切替が大事なスポーツ。ひこずっても時は戻らないし結果も変わらない。試合終了の時点から次の戦いに向けて時計の針が動き出している。」

ー長々とありがとうございました。
「はい、ありがとうございました。岡山地区トーナメント優勝に向けてしっかり準備していきます」