試合結果詳細

◎快投リレーでベスト8進出 鬼門の準々決勝は８月４日

菅谷マジックスは１４日、サタデーカップ春大会決勝トーナメント初戦で「アルファ・ウェーブ」と対戦し、７ー２で勝利を収めた。念願のベスト４を賭けた次戦は８月４日を予定している。

先攻のマジックス打線は初回、小山兄が四球で出塁後、連続敵失と小山弟の粘りの二ゴロによりノーヒットで先制。続く２回には、惣宇利のセンター越え二塁打、新谷の安打で追加点を挙げた。
前の試合のリベンジに燃える先発の中山は、１回を３三振と完璧な立ち上がり。この日は直球、変化球ともにコントロールが冴え、36℃予報の酷暑のなか３回を無失点に抑えた。
続いて登板した小山兄もストライク先攻の投球で相手打線を追い詰めたが、守備のミスが続いて２失点を喫し、土壇場で試合は振り出しに戻った。
最終回、ここまで１人で力投のエースを、新谷、中山、相原が粘り強く攻めて一死１、２塁のチャンスを演出し、続いての打者は前の回にエラーで１点を献上した伊東。低めの変化球に対し「無我夢中で振ったら当たっていた」と振り返る左翼越えの三塁打により、値千金の２点を追加。同じくエラー後の打席となった兼坂も打点を挙げ、揃って汚名返上を果たした。その後も小山弟、惣宇利の適時打により７-２と突き放すと、防御率０点代に突入の小山兄がきっちりと０点で締めて勝利を飾った。