試合結果詳細

新型コロナウィルスの影響で、開幕後３ヶ月の中断を経て再開した関東草野球リーグ。Sakuracube野球部も２月末の練習以来、４ヶ月ぶりに活動再開。開幕戦の相手は、昨年も対戦した ムラヒガFRANCS。ここまで２連勝と波に乗る相手に、主力が抜けた穴を誰が埋めるかが試される大事な１戦。この試合、中嶋俊が初参戦。

試合は１回表、SCの攻撃。１番 大井は、良い当りを放つもサードゴロ。２番 伊東は、四球を選び出塁すると、すかさず盗塁を決め、得点圏にランナーを進める。しかしこの先制のチャンスに、３番 山口はセカンドゴロ、４番 中嶋陽はショートフライに倒れこの回無得点。
１回裏、SCの先発は長谷川。長谷川は、先頭打者を味方のエラーで出塁を許すも、その後三者連続三振にしとめ、最高の立ち上がりを見せる。

２回表、５番 澤村は三振に倒れるも、６番 長谷川が四球を選び出塁。しかし、７番 勝山はサードゴロ、８番 朱亀は空振り三振でこの回も先制のチャンスを逃す。
その裏、長谷川は先頭打者にレフトへのヒットを打たれると、その後２死三塁となり、続く打者に追い込みながらもしぶとくライト前タイムリーを打たれ、先制点を奪われる。

先制されたSCの３回表の攻撃。先頭の９番 木津はファーストゴロに倒れるが、１番 大井がセンター前ヒットで出塁。その後盗塁を決めると、２番 伊東は四球を選び、１死一、二塁とチャンスを広げる。続く３番 山口のファーストゴロの間に、それぞれランナーが進塁し２死二、三塁とする。さらに４番 中嶋陽が四球を選び満塁とすると、続く５番 澤村が死球で同点に追いつく。たたみかけたいSC打線だが、６番 長谷川はキャッチャーフライに倒れ、この回は同点止まり。
同点に追いついたその裏、長谷川は相手打線を三者凡退に打ち取り、流れを引き寄せる。

４回表、この回先頭の７番 勝山は、相手投手の速球の前に見逃し三振。ここでSCは８番代打に松丸を送る。松丸は、良いあたりもショートゴロ。さらに９番代打 中嶋俊を送るが、ショートフライに倒れ、この回無得点。
その裏、長谷川は１死後、味方の連続エラーで一、二塁とピンチを迎えるも、後続を打ち取り、相手に得点を許さない。

同点のまま迎えた５回表、この回先頭の１番 大井がこの日２本目のセンター前ヒットで出塁すると、盗塁で二塁へ。続く2番 伊東は四球を選び、盗塁で無死二、三塁と得点のチャンスを作る。このチャンスに3番 山口はセカンドゴロに倒れるが、続く4番 中嶋陽の会心の当りはセンターへ。三塁ランナー 大井、さらに二塁ランナー 伊東も相手捕手のタッチをうまくかいくぐりホームイン。２点タイムリーツーベースで３−1とリードを広げる。さらにリードを広げたいSCだったが、5番 澤村は三振、6番 長谷川の会心の当たりはサードライナーで追加点は奪えない。
逆転に成功したSCは、先発 長谷川が5回９奪三振１失点の好投で先発の役割を果たす。

６回表、先頭の7番 勝山はサードゴロ。8番 松丸は四球を選び出塁。9番 中嶋俊は見逃し三振に倒れる。打順先頭に帰って、1番 大井が相手サードのエラーで出塁すると、2番 伊東がこの日４つ目の四球を選び、２死満塁とチャンスを作る。ここまでチャンスで凡退していた3番 山口に打順がまわる。山口はセンターへ大きな当りを放つも、打球は伸びずセンターフライで無得点。

迎えた最終回、2番手で久々に伊東がマウンドへ。長谷川はファースト、ファーストの大井がセンター、センターの山口がショートと守備位置が変わる。伊東は、先頭打者をピッチャーフライに打ち取ると、続く打者には四球を与え出塁を許す。しかし後続を内野ゴロに打ち取り、ゲームセット。

開幕戦は、4番 中嶋陽の決勝打と先発 長谷川の快投で３−1と接戦に勝利した。