試合結果詳細

2週空いて迎えた関東草野球リーグ 土曜大会3部第3戦。ここまで開幕2連勝と勢いに乗るSakuracube野球部の相手は、これまで何度か対戦経験のあるGUTS。梅雨明け間近で35度の猛暑の中、開幕3連勝を目指す。

試合は、1回表SCの攻撃。1番 宮内が四球を選び出塁すると、2番 吉川はキャッチャーフライ、3番 山口は空振り三振に倒れ2死となる。続く4番 木下は四球を選びチャンスを広げると、5番 大野はセカンドへの内安打で2死満塁とする。ここで6番 澤村がレフト前に2点タイムリーヒットを放ち先制すると、7番 長谷川もレフト前にタイムリーを放ち3−0とする。さらに8番 勝山も四球で出塁するが、9番 中嶋俊は三振に倒れ長い初回の攻撃が終わる。

1回裏、SCの先発は前回に引き続きルーキー 吉川。その立ち上がり、先頭打者にライト前ヒットを打たれると、続く打者のセーフティ気味のバント処理を吉川が一塁悪送球で無死一、二塁とピンチを迎える、続く打者のショートゴロの間にそれぞれランナーが進み1死二、三塁で相手4番を迎える。吉川はツーストライクと追い込むも、レフト柵越えのスリーランを打たれ同点に追いつかれる。

同点に追いつかれたSCの2回表の攻撃。先頭の1番 宮内が四球で出塁すると、2番 吉川が左中間にツーベースヒットを放ち無死二、三塁とチャンスをつくる。このチャンスに3番 山口はピッチャーフライに倒れるが、続く4番ルーキー 木下がセンターオーバーのスリーラン本塁打を放ち6−３とする。さらに5番 大野が四球を選ぶと、6番 澤村もレフトオーバーのタイムリースリーベースを放ち追加点を奪う。7番 長谷川はセカンドゴロに倒れるも、8番 勝山のファーストへの内安打で澤村が帰り7−３。9番 中嶋俊がライト前ヒットで続くと、打順一巡し1番 宮内が四球を選び満塁とすると、2番 吉川の走者一掃のタイムリースリーベースヒットで11−３と大量リードを奪う。3番 山口は四球を選び盗塁で二、三塁として4番 木下。しかし木下は空振り三振に倒れる。

2回裏、先発 吉川は死球などでランナーを得点圏に出しながらも、後続を打ち取り無失点で切り抜ける。

3回表、この回先頭の5番 大野が死球で出塁すると、6番 澤村も四球を選び出塁。ここで7番 長谷川がセンター前にタイムリーを放ち12−３。続く8番 勝山はセカンドへのタイムリー内安打で13−３。さらに9番 中嶋俊のサードゴロの間にランナーが帰り14−３。打順トップに帰り1番 宮内がセンターへのタイムリースリーベースヒットで15−３と得点を重ねていく。さらに2番 吉川が四球を選び出塁。3番 山口は死球で満塁とすると、4番 木下も四球を選び押し出しで16−３とする。この回も打者一巡して、5番 大野はショートフライ、6番 澤村は三振に倒れ長い攻撃が終わる。

3回裏、マウンドは吉川から2番手で木下が上がる。木下は四球でランナーを出しながらも相手打線を速球で打ち取り、この回を無失点に抑える。

4回表のSCの攻撃。先頭の7番 長谷川が左中間へのスリーベースヒットで出塁すると、8番 勝山はサードゴロ、9番 中嶋俊はショートゴロで２死となるが、1番 宮内は四球で出塁。続く2番 吉川がセンター前タイムリーで17−３とすると、3番 山口はストレートのフォアボールで満塁で4番 木下に打席が回る。このチャンスに木下はセンターオーバーの満塁本塁打を放ち、21−３とする。5番 大野はサードゴロに倒れる。

迎えた最終回の守り、この回先頭打者のファールチップがキャッチャー大野の手首に当たり、ここでサードを守っていた吉川がキャッチャー、キャッチャーの大野がセカンド、セカンドの長谷川がサードに守備が変わる。2番手 木下は、先頭打者を四球で歩かせると、続く打者にも四球を与え無死一、二塁とピンチを作るが、後続を二者連続三振で2死とすると、最後はショートゴロに打ち取りゲームセット。

リーグ戦第3戦は、21−３と圧勝で開幕3連勝となった。

この試合、1番 宮内が全打席出塁で1打点４得点の活躍、2番 吉川も4打点の活躍。そして4番 木下が２試合連続２本塁打で8打点の活躍。6番 澤村は先制タイムリーを含む3打点の活躍を見せた。