試合結果詳細

梅雨明けで猛暑日が続く中、関東草野球リーグも中盤戦。開幕から6連勝と土曜大会2部グループAで首位に立ったSakuracube野球部。第7戦の相手は、初対戦となるリバーエンゼルス。この試合、主砲 木下が不在のため、長谷川監督はここまで出塁率トップの高橋を2番、打点トップの山口を4番、勝負強い宮内を5番に据え、勝利を目指す。

試合は1回表、SCの先発マウンドはここまで4勝のエース 吉川。その立ち上がり、先頭打者をショートフライに打ち取るも、続く打者を味方のエラーで出塁を許す。さらにライト前ヒットを打たれピンチが広がると、2死後、右中間に2点タイムリーを打たれ先制を許す。

2点を追いかける展開となったSCの1回裏の攻撃。1番 大井はセカンドゴロに倒れるが、2番 高橋がサードへの内安打で出塁。3番 大野はセカンドフライに倒れるが、4番 山口がレフト前ヒットで2死一、二塁とチャンスを広げる。するとここで5番 宮内がライト前にタイムリーヒットを放ち1点を返す。続く6番 吉川はショートゴロで同点とはならず。

1点差となった2回表、先発 吉川は先頭打者を四球で出塁を許してしまう。続く打者の一塁方向のファールフライをファースト 大井がダイビングキャッチで好捕。しかし一塁ランナーがタッチアップで二塁まで進む。得点圏にランナーを背負うも、絶妙なタイミングの二塁牽制でタッチアウト。さらに後続を三振に打ち取り無失点に抑える。

2回裏のSCの攻撃。この回先頭の7番 長谷川が死球で出塁するも、8番 中嶋俊は良い当たりもセカンドライナー、9番 勝山はピッチャーゴロ。ランナーが二塁まで進むも、1番 大井は三振に倒れ無得点に終わる。

3回表、先発 吉川は、1番から始まる相手打線を三振、ファーストフライ、レフトフライと三者凡退に打ち取る。

3回裏のSCの攻撃。先頭の2番 高橋は見逃し三振に倒れるも、3番 大野が右中間へのエンタイトルツーベースで出塁し同点のチャンスを作る。続く4番 山口はセカンドゴロに倒れるも進塁打で三塁までランナーを進める。しかし5番 宮内はピッチャーゴロに倒れ同点に追いつけない。

すると4回表、吉川は先頭打者を三振に打ち取るも、続く打者は味方のエラーで出塁を許す。すると左中間にタイムリーを打たれ追加点を奪われる。

2点を追いかける展開となったSCの4回裏の攻撃。先頭の6番 吉川はピッチャーゴロに倒れる。7番 長谷川は相手ショートのエラーで出塁。しかし8番 中嶋俊、9番 勝山が連続三振で相手投手の前に得点が奪えない。

5回表、苦しい試合展開が続くなか、先発 吉川は2死後ヒットを打たれるも、後続をセンターフライに打ち取り、相手に追加点を許さない。

すると5回裏のSCの攻撃。この回先頭の1番 大井が相手サードのエラーで出塁。続く2番 高橋はサードゴロでランナーが入れ替わる。するとここで3番 大野がレフトスタンドへツーランホームランを放ち、ついに同点に追いつく。さらに勝ち越しを狙うも4番 山口は良い当たりもサードゴロ、5番 宮内はピッチャーゴロに倒れる。

同点に追いついた6回表、先発 吉川は相手打線をファーストフライ、三振、ファーストフライと三者凡退に打ち取り、流れを引き寄せる。

6回裏のSCの攻撃。この回先頭の6番 吉川がセンターへあわやホームランという当たりを放つも、あとひと伸び足りずセンターフライに倒れる。続く7番 長谷川はショートフライ、8番 中嶋俊はピッチャーゴロに打ち取られ、試合は最終回の攻防へ。

7回表、吉川は先頭打者を四球で歩かせるも、続く打者を三振、ピッチャーゴロ、セカンドゴロに打ち取り、35℃の炎天下の中、7イニングを投げ切る。

7回裏、この試合の負けがなくなったSCの最終回の攻撃。この回先頭の9番 勝山がライト前ヒットを放ち、サヨナラのランナーが出ると、1番 大井はサードゴロに倒れるも進塁打となり、勝山が二塁まで進む。さらに相手のバッテリーミスで勝山が三塁まで進むと、ここで2番 高橋が振り抜いた打球はレフトスタンドへ。リーグ戦第7戦は、2番 高橋のサヨナラツーランホームランで5-3と劇的な勝利！これでリーグ戦は開幕から負けなしの7連勝となった。

この試合、3番 大野が同点のツーランホームランを含む2本の長打で2安打2打点の活躍。2番 高橋はサヨナラツーランホームランを含む2安打2打点3得点の活躍。先発 吉川は7イニング完投で今季5勝目をあげた。