試合結果詳細

関東草野球リーグもついに最終戦。ここまで土曜大会2部グループAで2位につけるSakuracube野球部。自力優勝の望みはなくなったが逆転優勝を狙うには勝つしかない第10戦の相手はBLOSSOMS。この試合、ムードメーカー 中嶋陽が今季初参戦。主砲 木下、主将 宮内が不在の中、全員野球で勝利を目指す。

試合は1回表SCの攻撃。1番 大井が大井が四球を選び出塁。2番 山口はショートゴロでランナーが入れ替わる。続く3番 高橋がレフト前ヒットで1死一、二塁と先制のチャンスを作る。しかし4番 大野はファーストフライ、5番 吉川は三振に倒れ無得点。

1回裏、SCの先発はエース 吉川。その立ち上がり、先頭打者に四球を与え出塁を許すが、後続をファーストゴロ、セカンドゴロ、ファーストゴロに打ち取り無失点に抑える。

2回表のSCの攻撃。先頭の6番 畔川は三振、7番 長谷川はサードゴロ、8番 中嶋陽もサードゴロに倒れ三者凡退に打ち取られる。

2回裏、先発 吉川は、相手打線をファーストフライ、サードゴロ、ショートゴロに打ち取り三者凡退に抑える。

3回表のSCの攻撃。先頭の9番 中嶋俊はサードゴロに倒れるが、1番 大井が相手セカンドのエラーで出塁する。続く2番 山口は四球を選びチャンスを広げる。3番 高橋はピッチャーゴロに倒れるがそれぞれランナーが進み2死ながら二、三塁とする。すると4番 大野がレフトオーバーの2点タイムリーツーベースヒットを放ち、2-0と先制に成功する。続く5番 吉川はセンターフライに倒れる。

先制点をもらった先発 吉川は3回裏、先頭打者に死球を与えると、続く打者にレフト前ヒットを許し無死一、二塁とされる。さらに続く打者の当たりはショートへの内安打で満塁。さらに続く打者のボテボテの当たりがサード 長谷川のエラーで1点を返される。するとここから、リズムを崩した先発 吉川は、押し出し四球で同点とされると、続く打者に三塁線を破られる2点タイムリーツーベースで逆転を許す。さらにタイムリーヒットなどが重なり、この回まさかの6失点。

2-6と4点差を追う展開となったSCの4回表の攻撃。この回先頭の6番 畔川はショートフライ、7番 長谷川はサードゴロ、8番 中嶋陽は三振に倒れ三者凡退に抑えられる。

相手に流れがいく中、4回裏。先発 吉川は立ち直りを見せ、相手打線をサードゴロ、ショートゴロ、サードゴロに打ち取る。

すると5回表のSCの攻撃。この回先頭の9番 中嶋俊は三振に倒れるが、1番 大井がショートへの内安打で出塁。続く2番 山口はレフトフライに倒れるが、3番 高橋が相手ショートのエラーで2死一、三塁とチャンスを広げる。するとここで頼れる4番 大野がライト前タイムリーヒットを放ち3-6とする。5番 吉川はセカンドゴロに倒れる。

5回裏、先発 吉川は粘りの投球で四球で出塁を許すも、レフト 高橋のスライディングキャッチなど好守備にも助けられ、無失点に抑える。

なんとか吉川の好投に応えたいSC打線は6回表、この回先頭の6番 畔川はキャッチャーゴロ、7番 長谷川は三振と簡単に2死となるが、ここから8番 中嶋陽が今季初ヒットとなるライト前ヒットで出塁すると、9番 中嶋俊がライトオーバーのタイムリーヒットで相手ライトがもたつく間に、中嶋陽が一塁から一気にホームに帰り1点を返して4-6。さらに1番 大井がショートへの内安打で出塁し、一、三塁とチャンスを作るが、2番 山口がサードフライに倒れ追加点は奪えない。

6回裏、先発 吉川は先頭打者をサードゴロに打ち取ると、続く打者の右中間への当たりをセンター 大井の好守備、さらに続く打者をショートフライに打ち取り相手打線を三者凡退に抑え、最後の攻撃に流れを引き寄せる意地のピッチングを見せる。

迎えた最終回のSCの攻撃、この回先頭の3番 高橋が四球を選び出塁する。しかし4番 大野はセカンドフライ、5番 吉川は三振、6番 畔川も三振に打ち取られゲームセット。

リーグ戦最終戦は4-6で敗戦。これでリーグ戦は7勝2敗1分という結果で終えた。今シーズンは2部に昇格して開幕から7連勝と、昨シーズンからの勢いで勝利してきたが、夏休み明けの３週連戦を2敗1分けと勝ち星があげられず、2年連続のCS戦進出を逃した。

この試合、4番 大野が2安打3打点の活躍、1番 大井が全打席出塁で1番としての役割を果たす活躍。8番 中嶋陽が今季初ヒットを放った。先発 吉川は6イニングを投げ抜き、今季7試合で完投し、5勝をあげる活躍。