試合結果詳細

約2ヶ月ぶりとなる関東草野球リーグ 土曜大会2部。ここまで開幕から４連敗と最下位に沈むSakuracube野球部。今季最終戦となる第5戦の相手は、昨年も対戦し勝利しているJTT。2部残留に向けて絶対に負けられない一戦。主砲 木下、エース 吉川を欠く中、大野将が今季初参加。

試合は1回表、SCの攻撃。1番 大井はセカンドフライに倒れる。2番 大野将の会心の当たりはレフトポールを巻きホームランかと思われたが惜しくも判定はファール。その後は三振に倒れる。続く3番 高橋はショートゴロで三者凡退で無得点。

1回裏、SCの先発マウンドは最年長 長谷川、キャッチャーは公式戦で初めて守る中嶋陽。その立ち上がり、先頭打者をサードゴロ、続く打者をセカンドゴロ、セカンドフライと少ない球数で三者凡退に打ち取る。

2回表のSCの攻撃。先頭の4番 山口はキャッチャーフライ、5番 宮内は三振、6番 中嶋陽も三振に倒れ、この回も三者凡退に抑えられてしまう。

2回裏、長谷川は２死後、センター前ヒットを許すも、続く打者から三振を奪い相手に得点を許さない。

3回表のSCの攻撃。この回先頭の7番DH 勝山は良い当たりもライトフライ、8番 中嶋俊も良い当たりを放つもセンターフライ、9番 木津は三振に倒れ、相手投手の前にパーフェクトに抑えられてしまう。

3回裏、先発 長谷川は２死後、右中間にスリーベースヒットを打たれピンチを作るも、粘りのピッチングで続く打者をピッチャーゴロに打ち取り、無失点で切り抜ける。

すると4回表のSCの攻撃。この回先頭の10番 長谷川が相手のエラーで出塁すると、相手のミスで二塁まで進む。1番 大井はサードゴロに倒れるも、2番 大野将がレフトへのタイムリーツーベースヒットを放ち、長谷川が帰って先制点を奪う。大野将は三塁打を狙うも相手中継の前にタッチアウトとなる。しかしここから3番 高橋がレフト前ヒット、4番 山口もレフト前ヒットを放ち連打で追加点のチャンスを作る。しかし5番 宮内はピッチャーフライに倒れる。

4回裏、この回からライトに勝山が入る。先発 長谷川は、安定したピッチングで２死後レフトへのツーベースヒットを打たれるも、後続をショートフライに打ち取り相手に得点を許さない。

5回表のSCの攻撃。相手は投手交代で継投に入る。この回先頭の6番 中嶋陽は三振に倒れるが、7番 勝山がセンター前ヒットで出塁すると、続く8番 中嶋俊がセンターへのツーベースヒットを放ち、相手の中継が乱れる間に勝山が帰り貴重な追加点を奪う。さらに相手パスボールで中嶋俊がサードを狙うも、ここはタッチアウトで２死。9番 木津も三振に倒れる。

5回裏、先発 長谷川は丁寧なピッチングで相手打線を三者凡退に打ち取り攻撃のリズムを作る。

すると6回表のSCの攻撃。この回先頭の10番 長谷川はキャッチャーフライに倒れるも、1番 大井がライト前ヒットで出塁。さらに連続パスボールで三塁まで進むと、続く2番 大野将が四球で出塁。しかしここで大野将が相手投手の三塁牽制の間に二塁を狙うもタッチアウトとなってしまう。相手に流れが行きそうな中、3番 高橋がセンター前にタイムリーヒットを放ち3点目を奪う。高橋は一塁を回ったところで相手センターの返球の前にタッチアウトとなる。

6回裏、3点のリードをもらった先発 長谷川は先頭打者にレフト前ヒットを打たれる。この後ピッチャーゴロとサードゴロで2死二塁とするも、相手2番に左中間へのタイムリーツーベースを打たれ1点を返される。さらに続く打者にもセンターへのタイムリーツーベースで3-2と1点差に詰め寄られる。続く打者の強い当たりはサード 高橋の好守備で同点は許さない。

1点差とされた7回表のSCの攻撃。相手は速球派の3番手投手に交代。この回先頭の4番 山口がしぶとくセンター前にヒットを放つと、5番 宮内、6番 中嶋陽が共にフルカウントまで粘り四球で無死満塁とチャンスを広げる。このチャンスに7番 勝山は三振、8番 中嶋俊も三振で無死満塁が2死満塁に変わる。ここで点が入らないと1点差のまま最終回を迎え、さらに相手に流れが行ってしまいそうな緊迫した展開。絶対に得点が欲しい場面で9番 木津に打席がまわる。木津はフルカウントまで粘ると、相手投手の渾身のストレートを弾き返しライト前タイムリーヒットで貴重な追加点を奪う。するとここから流れが変わり10番 長谷川、1番 大井、さらに2番 大野将が四球を選び連続押し出しで4点を奪う。続く3番 高橋はセンター前にタイムリーを放ち8-2
とリードを広げる。大野将が三塁でタッチアウトとなり長い攻撃が終わる。

迎えた最終回。6点のリードをもらった先発 長谷川だが、連続四球で一、二塁とされると、続く打者の当たりをショート 山口が一塁悪送球で無死満塁とピンチが広がる。しかしこのピンチに長谷川はピッチャーゴロの間に1点を失うも、続く打者をピッチャーゴロ、最後の打者をレフトフライに打ち取りゲームセット。

リーグ戦最終戦は8-3で勝利し、2部残留に望みを繋いだ。この試合、3番 高橋が3安打2打点。4番 山口が2安打の活躍。そして9番 木津が7回に勝利を呼び込む貴重なタイムリーヒットを放ちこの試合のMVP。先発 長谷川は7イニングを投げきり完投で今季初勝利。
2024年度は1勝4敗でリーグ戦を終えた。