試合結果詳細

久し振りの公式戦。スカイカップ。
相手はシェルダー(水タイプ)。

チームは引き分けを挟み８連敗という危機的状況の中、
最初にファインプレーを見せたのが寺田(弟)である。
「チームが勝てるようにゲンカツギで…」と、
なんと前回参加時の勝利したユニフォームを
洗濯せずにドロドロの状態で参加しチームを鼓舞したのだ。
これには賞賛の嵐である。
激励の言葉を浴びながら寺田(弟)はこう思ったという。
「勝ったな…」と。

試合はお互いのピッチャーが三者凡退に抑え合い、
息詰まる投手戦の始まりを告げる。

試合が動いたのは中盤に入った３回裏。
ここまで好投を続けていた寺田(兄)の
失投を相手バッターが見逃さず、
３ランホームランをバックスクリーンに放り込み、
３点を先制される。

重い３点が侍チャバンにのしかかり、
「この試合いけるのか？」と皆が思った時、
チームを引っ張ったのは６番鞍馬である。
４回まで完封されていた相手投手のストレートを
センターオーバーへ完璧に弾き返し、
タイムリーヒットで１点を返す！
しかし、この場を借りてお伝えしたいことがあります。
鞍馬はチームに合流するやいなや、
自身がとっていたであろう昼食のゴミを
あろう事か、草むらに堂々とポイ捨てしたのです！
(※鞍馬の職業は警◎官です)
こんな悪事を働いて、なぜ打てる！？
何はともあれ、鞍馬ナイスバッティング。

さらに次の５回表、
寺田兄弟が連続で出塁したあと、
チャンスでバッターは４番梅川くん。
打ち取られたかに見えた打球は
ファースト後方に落ちる起死回生の
２点タイムリーポテンヒット！
これにより、ついに同点に追いつく！
実はこのポテンヒットにも裏話があり、
梅川くんもまた、チームを勝利に導こうと
試合までにゴルフの打ちっ放しや
ホールを回るなど、個人練習に勤しんでいたのだ。
これには賞賛の嵐である。

しかし、終盤６回裏に相手チームが、
足を絡めた攻撃をしかけ、
不運も重なり１点を取られてしまう。

回は気づけば最終回。
ここで０に抑えられると"負け"という、
非常にシビアな状況の中、
先頭の寺田(弟)が気迫のデッドボールで出塁！
その時の心境を、後に彼はこう語った…
「５回くらいから足動かんくて、
打てる気してなかったから嬉しかったわ〜笑」と。

…賞賛の嵐である！！！

３番ケンゴもしっかりとフォアボールを選び、
1.2塁となったところで４番タクに回るが、
相手も気迫のピッチングで空振り三振に取られる！
しかし、ここで頼りになるのが、
2019年男(※今は2020年です)の５番ユウキ！
きっちりとセンターへ弾き返し、
犠牲フライで同点に追いつく！！

最終回裏の相手の攻撃も、先頭に出塁を許すものの、
寺田(兄)が粘りのピッチングで０に抑え、
試合は引き分けに終わった。

〜以下、試合を見ていた知らないおじさん談〜
「勝利にはならなかったが、
相手に先制され、決して侍チャバンのいつもの、
試合展開とは言えない流れの中で、
同点に追いついたのは収穫でしょうな。」

MVP
①起死回生同点タイムリーのタク
②カメラマンありがとう、たいき。