試合結果詳細

FBLS秋季リーグの予選リーグも終わり、決勝トーナメントまで約一カ月。
さらなるレベルアップを目指す我々札幌BunBun'sに胸を貸してくれたのは札幌中央クラブさんです。
札幌中央クラブさんは20代を中心とした本格的な野球チームで、ストロングリーグ2016北海道スポニチカップベスト８の実績を誇る強豪チームです。
試合前のキャッチボールからレベルの高さがにじみ出ており、個々のレベルの差は歴然でしたが、我々は勝利を掴むべく、強みである全員野球と集中力でしっかりと戦ってまいりました。

結果は今季最長の８回を行い１－２の逆転負けとなりましたが、最後まで全員が集中して戦いきった今年１,２を争う好ゲームだったと思います。


格上相手に先発したのはＱＳの神様ことレジェンド和田選手。
今季３度の先発は全てゲームを作る好投の素晴らしい内容ですが、強豪相手にどこまで通用するかと本人含め全員が思っていたと思います。
酒の抜けきらない和田選手の気合は120%。ストレートの球速もカーブのキレもまさに２割増しで、凡打の山を築きました。
予定の３イニングをほぼ完璧な内容でマウンドを降りると、相手チームが投手交代に喜んだ程。
私も受けていて迫力を感じる素晴らしい投球内容でした。

１点リードの４回からは勝利の方程式、用心棒佐々木選手がリリーフ。
追い込んでからの唸るようなストレートに、人を食ったような変化球と相手を翻弄し自責点はわずかに１点。
勝負所でギアを上げる投球スタイルで相手打線をしっかり封じてくれました。素晴らしい！

８回は１イニング限定調整登板の阿部拓也選手。
先輩投手２人のバトンをしっかり受け取りキッチリ投げきってくれました。
次戦は阿部拓也選手が先発予定です。ここで勝てば最多勝が見えてくる所。
若き左のエースの躍動を期待します。


相手投手は今年対戦した中で間違いなく３本の指に入る好投手。
低めに決まるストレートにスライダーとカーブの２つの変化球で攻略は非常に難しい投手でした。

しかし、初回に満塁のチャンスを作るとチャンスといえばこの男、兄貴分の阿部巧選手がライト前に先制のタイムリー。
相変わらずの勝負強さを発揮し、チームに自信を与えてくれました。

首位打者を争う上村選手&怪物タツオの１,２番コンビがきっちりヒットを放つと、打席に入ると暴れん坊の阿部拓也はクリーンナップを手中に収めるマルチヒット。
前回の打のヒーロー和田選手も感覚をつかんだとばかりに綺麗なセンター前ヒット。
ランナーなしでは誰にも負けない監督大滝もレフトヒット。

そして１点ビハインドの最終回。
みんなの思いを背負った四番丹野選手のスリーベースはあわやホームランかという当たりで、あわや三塁アウトかという走力でした。

ヒットではありませんが、菅原選手の送りバントはヒット以上の好プレー。
堅実な守備も含め実に副キャプテンらしくなってきてくれております。

鈍足監督の本塁アウトなど、本当にあと一歩で追加点が奪えずに１得点に終わりましたが、あの好投手から８安打は胸を張れる結果です。
当日ヒットがなかったメンバーも含めて、毎週高い意識で野球をやってる証だと思います。
まだまだ精度を上げてブンブンズ野球を高めていきましょう。


札幌中央クラブさんにはまた胸を貸して頂き、我々の新たな目標として来年も試合をしてもらいたいと考えております。
その時は今回以上のいい試合をしましょうね。

今シーズンも残りわずか。
しばらく見てない兜選手のヒットも、川口選手の登板も、豊平Ｃ球場以外でのホームランも。
しっかり出し切って悔いのないシーズンで終わりましょう。



【マンオブザマッチ】
和田　英訓

午前２時まで飲んでも、マウンドにさえ立てれば結果を残す。
オリジナル投球フォームのマサカリサイドスローは、村田兆治と斎藤雅樹のいいとこ取り。
和田選手降板に相手チームが喜んだ！全米が泣いた！来季の開幕投手ありますよ！ＭＯＭ！