試合結果詳細

公式戦２試合目となるG-Boys戦の戦評を書いていきます。

相手は昨年、私たちブンブンズに優勝をさらわれ、雪辱に燃えるG-Boysさんでした。
結果は残念ながら４－７で悔しい敗戦となりました。


G-Boys先発の若い金髪エースは、今日も気合十分に要所を締める素晴らしいピッチングを披露してましたが、初回から試合が動きます。
攻撃力が売りでエラーはお構いなしというチームカラーのG-Boysは、早々にエラーを重ね、ブンブンズがそこをしっかり突き、ノーヒットで１点を奪いました。

そのまま試合は硬直状態となり、お互い点を譲らぬ素晴らしい攻防でした。

こちらの先発は、サンデーリーグ無双中のモンスターTこと山下選手。
初回から０を積み上げます。
正直、簡単に痛打されており、とっくにバレている状態でしたが、なぜか点を許さない支配的なピッチングでした。


１－０の硬直が溶けたのは、魔の４回。
２死ながらヒットのランナーを３塁において、悲劇は起こりました。

左バッターが引っ張った打球は一・二塁間へ転がったゴロに。
この日ファーストに入ったレジェンド和田が横っ飛び一番でキャッチを試みるが、惜しくも届かず…。
しかしセカンドの小兵菅原が回り込んで、ゴロを取るが、横っ飛びしているので、１塁には誰もいない！

すかさずカバーに入るピッチャー山下と、打ったバッターとの競争となりました。


菅原からのトスを受けてベースを踏んだのは、一瞬、山下の方が早い！
…しかしベースを踏み切れず、バッターはセーフ。

ここで同点を許してしまいました。

そこから先ほどまでの出来すぎだった支配的なピッチングは、なりを潜め、２死から１四球・２エラー・４安打で、一挙に７点取られてしまいました。
もしあの時、ベースを踏めていたら…そんな悔しい思いを持って、山下はグラウンドを後にしました。


しかしながら、打線も追いつこうと必死の猛攻を見せます。


すっかり痛風も完治した茂泉が躍動します。
今年はボールがよく見えているのか、強い打球で２安打を放ちチャンスメイクをします。

それに応えたのが若き日のブンブン丸・米内山が今日もフルスイング。
気迫でファースト後方にポトリと落とすタイムリー！
振り切ってるから落ちたんだと思います。

さらに続いたのが、今日一番声が出ていた根本先生。
ブンブンズで誰よりも野球に触れているこの男が２安打２打点の大活躍。

気を良くした根本先生がリリーフでマウンドに上がります。
山下に見せつけるような快速球で、危なげなく１イニングをピシャリと抑えました。
次に繋がるナイスピッチングでした。



サンデーリーグ２戦目で黒星が付いてしまいましたが、まだ序盤です。
今日の敗戦を糧に、ここから巻き返していきましょう！



【マンオブザマッチ】
根本　智文

※選考委員よりコメント抜粋
・惣名選考委員
「打てば2安打！さらに山下投手からのバトンを受け取り、リーグ戦初登板にもかかわらずキレのある速球て無得点の好リリーフ！股関節を頭にしっかり持っていった男にMOM」

・菅原選考委員
「勇気づけられる声援、的確なアドバイス、毎日のキャッチボール、老けぎみのフェイス、2安打好リリーフ、締まりのないボディ。さすが先生！お手本の様な野球のねもてぃにMOM」