試合結果詳細

マルチマックス戦戦評

この日は先発原田君が立ち上がりに苦戦。
最大の持ち味であるカーブがストライクゾーンに決まらず、
ストレートのみで勝負せざるを得ない形に。
初回から相手打線に捉えられ３失点。
出鼻をくじかれた。

この日はスライダーも殆ど変化せず棒球に。
カーブが決まらないのでストレートの内と外の
出し入れのみの勝負となったが、
これでは苦しく２回までで４失点を喫した。

３回以降立ち直りストライクゾーンにカーブが入りだすと、
ストレートとのコンビネーションで相手を打ち取れる形に。
カーブを見せてからのストレート、
ストレートを見せてからのカーブと
緩急をうまく使えた。

スライダーはほとんど変化がなく棒球だったので、
今後持ち球として磨いていくのか。
諦めて捨てるのか判断が分かれる。
個人的にはスライダーは諦めて、
ストレートとカーブのピッチングができれば
充分だと思う。

特にカーブの制球が磨かれれば、
それだけで一段上の投球が出来ると思う。

打線は散発３安打。
相手投手の制球の良いピッチングに苦しんだ。
特にスライダーは別次元で、ストレートを見せられた後の
スライダーに手も足も出ず。

スライダーを何とかカットしても、
アウトローギリギリにストレートを投げ込まれ、
見逃し三振というケースも。

ストレートの制球、
スライダーの質とこれまたワンランク上のピッチングを
披露された。

こればかりは各人のレベルアップでしか、
対応の仕方がない気がするが、
こういう投手に対してチームとしてどう点を取るかという
ワンランク上のチームとしての攻撃の構築が
今後求められて行くかもしれないと感じた。

秋季大会のＧＳユアサ、この試合のマルチマックスさんと、
強豪相手の２連戦となったが、
限定的ではあるもの通用する場面も作れている。

その反面崩れると一気にダメになる
脆さも含めている。

これからチームとして成長して行くかどうかは、
この通用する部分をいかに持続させていくかにかかっていると思う。
その為には選手層を含めた、全体のレベルアップが求められてくると思う。

チームとしてどこを目指していくのか、
各人がこのチームでどんな野球をしていきたいのか、
チームとして話し合う時期が来ているのかも
しれないと感じた、この数試合だった。


by Shimizu

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打撃詳細

1 堀部　　三飛　投安　死球
2 宮原　　左安　四球　三振
3 笠間　　二飛　二失　三飛
4 鈴木　　三ゴ　投ゴ　遊ゴ
5 原田　　捕飛　中安　一ゴ
6 指田　　三失　二ゴ　一飛
7 野村　　一ゴ　二ゴ　三振
8 大前　　三振　三ゴ
9 山田　　三振　三飛
10 清水　 三振　三振

【球数】
原田　77球/5回
大前　28球/1回

ラダハーさん牽制2回成功ッ！
うち１つはOUTッ！
イエェェエェェェイッ！

By　miho