試合結果詳細

4/29　AROSSO（井の頭）

【殊勲】石井
３回を２安打１０人の好投と大きな４点目タイムリー

【敢闘】永瀬
今季初登板で３回２安打で２失点

【技能】志波
ムード作る先制の左線２点打と好リード


■２戦連続、若手バッテリーのイキがいいチームに、似た展開で押し切った。が、前週に比べてさらにきびしい戦いで、最後まで緊張感を持ってしのいだ。
■勝因は３投手のリレーのがんばりにつきる。特に大きかったのは、２番手の石井の、毎度ながらの安定投球。初回に大きくリードはしたが、食い下がられる展開の中、気勢をそぐように３回を１０人で簡単に打ち取って、これが勝因の第一。
■あとは初回に見せた打のつながり方。前週の初回は敵失もあってもらった形だったが、この日はきっちり奪い取る。相手速球派の立ち上がり、牧野、小島K、平井と３連続で、焦らずきっちりと見切って四球を選んだのが打の勝因。この絶好の満塁機に四番・志波が左線に切れていく２点二塁打。これでいい勝ちムードができる。二・三塁で暴投が出て、平井本塁狙うもタッチアウトだったが、この積極的な走塁は評価大。いいムードの時はがんがん攻める姿勢で、気持ちで圧倒していきたい。このあと北爪三振で２死。
■そして実はこのあとがまた大きく、さらに渕が四球、盗塁。志波は相手捕手けん制悪送球で生還３点目。２死二塁から、石井がしぶとく中前にタイムリーで４点目で、これが効いた。２回は、当たっている牧野が中越え二塁打、すぐに、続く小島Ｋが、一塁強襲安打で５点目。
■しかし、打がよかったのはここまで。相手・先発は、超強肩捕手の好リードもあって立ち直り好投。３回以降の安打は、５回に渕が右前、６回に雨本が中前だけ。４回の３三振含め６三振を奪われ０行進。６回に、捕手と交代した相手２番手速球派もよかった。
■投げては、先発・永瀬が今季初登板にしては十分の好投。３回を被安打は内野安打含む２本だけ。３四球はあったが、そこそこ強打者もいた打線に２失点なら上々。２番手・石井はすばらしい投球でつけいる隙を作らせない。締まった展開で７回までいきそうだったので、２回予定を３回にし、最終回を櫻井に託す。この日は、だんだん遅くするリレー（笑）。その櫻井は、２四球はあったものの被安打０で、老獪に打ち取り逃げ切った。
■この日光ったのは、ボール球を振らなかったこと。特に全員が高めにつられずにきっちり見切っていたのがよかった。
■課題は、守備時サインの連携確認。すべて、試合前の準備が大きい。セカンショー・バッテリーは特に、グランドイン前、ミーティング終了すぐに、すり合わせるクセをつけておきたい。草野球で勝つために大きいことは、グランドイン前にできることをやっておくこと。もちろん、試合前の塁間ダッシュ４本も、プレーボール時に筋肉や反射神経のパフォーマンスを上げておき、初回の攻守で圧倒していくこと。前週、この週と、初回が大きかったこともしっかり踏まえて、年間通して、いい大人の（笑）自主性を持って、ストレッチや確認もうやっておくことが大事。
■草野球の勝敗ポイントは試合前が３割！