試合結果詳細

今シーズンも例年通りの活動頻度で、きりの良い第１０戦目を迎えた。
関西一円に爪痕を残した台風２１号が去っても尚、不安定な天候が続く週末。スマホの天気予報アプリ４つとにらめっこしながら、試合時間の降雨予報をもろともせず、会場へと向かった。
案の定、グラウンド集合からほどなくして、結構強めの雨。明け方までの雨で水分を多く含んだフィールドは、一瞬にして水浸しに。
「やりますか」「やりませんか」の煮え切らないせめぎ合いを経て、意を決しての試合実施を決断した。

持ち寄ったシート、タオル、傘でベンチを雨対策し、軽いアップに続いて始まった試合は、ボールが転がり、人が走るたびに、至る所で水しぶきが上がる、言わば「泥試合」。いつも以上に怪我に気を付け、両チーム労わり合いながら、なんとか４イニングまで続けることができた。
雨天時に無理やり試合をすると、いつも思う。多分、草野球をする男どもは普段よりも明らかに無邪気だ。バカバカしい状況をあえて楽しもうという気持ちが、声や表情に表れる。たまにはいいのかもしれない。思い切って泥試合をするのも。
パーパパパーパパーパパパーと試合中に歌いだす愉快な部員を抱える富永病院Clippersさんとは、天気の良い、グラウンドコンディションの抜群の中で再度対戦したい。
※「紅」からの「ガラスの十代」、うちの松林がツボらしいです。

さて、最後は先週に続いての報告です。
約２年前から参加してくれていた軍鶏初の関東出身部員、坂本が今日の試合をもって引退。転職を機に地元埼玉へ帰り、新たな人生の一歩を踏み出す。
今年は打撃も好調で、キャッチャーも板についてきた。また、ようやく関西で生きるための己の魅せ方に気付いたようだっただけに、残念で仕方ない。
最後は相手さんにも盛り上げてもらって良かったね。ああゆうとこ、関西人は真似できないんだよ。