試合結果詳細

過ごしやすい秋の陽気が、せめてもの救いだ。
軍鶏ベースボール倶楽部は今、相次ぐ部員の転勤・転職による退団もあり、試合を行うための部員確保が大きな課題になっている。
どこのチームでもいずれ起こり得る草野球チーム共通の課題ではあるが、運営側は気を揉みますねん。ほんまに。

さて、約１ヵ月振りの今期第１１戦は、助っ人２人を迎えていざ勝負。
宮津の隠し玉兼飛び道具の上杉が初回、いきなりのヒットでチャンスメイクし、ポッコリお腹の佐湖がレフトオーバーで続く展開。うちの打線の１、２番が見事につながるなんぞ、まあ珍しいこと。
今思えば、それがこの試合一番のピークでした。

先発の松林は、地元で行われた高校のＯＢ戦から中５日で登板。先週の勢いはどこへやら、甘い球を根こそぎもっていかれる始末。顔をゆがめながら必死で投球するも、相手打線の勢いに屈した。
残念、また頑張ろう。中１ヵ月ならなんとかなるだろう。
それから忘れずに記す。かつての大エース・佐湖が試合成立後に１イニングのみ復活。すっぽ抜けることもなく、まとまったコントロールが光った。
欲は言わない。昔はこうだった、ああだったも言わない。佐湖の投手復帰は、軍鶏の華々しい歴史と記憶を呼び起こす、とてつもないトピックだ。
球がキレてなくてもいい。気持ちさえキレなけりゃ。

最後に、上杉栄二郎の新入団決定を報告し、終わりとする。
そろそろ明らかな体力と動きの低下が目に見えてきた１９８６年世代（デスパイネ世代）の新入りをどうぞよろしく。