試合結果詳細

3連勝と勢いに乗る中で迎えた今シーズン最終戦。
冷たい霧状の小雨が降りしきる中、2.5時間という長丁場の死闘となった。

1回表、三者凡退で攻撃があっさり終わってしまうと、
その裏、前回好リリーフを見せた和田が先発としてマウンドに上がったが、
相手クリーンナップにいきなり先制のタイムリーを浴びてしまう(8:41)。
しかし、続く1死満塁のピンチは1-2-3のゲッツーで脱し(12:31)最少失点で切り抜ける。
すると続く2回裏は、セカンド矢部のファインプレー(22:25)で先頭を切ると、鋭い変化球で三振に切って取る(23:20)など本来の調子を取り戻す。
反撃したいレッドタワーズは3回表、矢部のライト前(27:20)と相手エラーで1死二三塁のチャンスを作るが、後続が倒れて無得点。
4回表は、相手エラーと溝口のライト前(39:11)で1死一二塁のチャンスを作ると、長野のライト前(40:10)で1点を返して同点に追いつく。
さらに2死満塁から先程ファインプレーの矢部がセンター前にポテンヒット(43:17)を放ち2点を勝ち越し。
リードをもらった和田は、4回裏の2死二三塁のピンチを三振(50:35)で切り抜ける。
しかし、5回裏は動画には残っていないが、守備の乱れなどもあり1点を返されてしまう。
6回表は、込谷さんのポテンヒット(1:09:37)と嵯峨のライト前(1:11:09)で2死一三塁のチャンスとなるが、後続が倒れて無得点。
その裏から、河上がリリーフ。低い気温と緊迫した試合展開に指が震える中、小山の好守(1:15:23)にも助けられて3者凡退に抑えた。
追加点が欲しい7回表、リリーフした河上がいつものライト前(1:18:52)で出塁すると、小山のショートへのタイムリー内野安打(1:24:22)で待望の追加点。
2点差となり迎えた7回裏、先頭をきっちり切りたいところであったが、
サードベースに当たるアンラッキーな内野安打で出塁を許す(1:27:28)と、
一塁後方へ上がったフライに溝口が追いつけずポテンヒット(1:32:13)となり、たちまち同点のピンチ。
続く打者はサードゴロに打ち取ると、小山の好判断(1:34:47)で挟殺に持ち込みなんとかツーアウト。
そして次の打者はショートゴロに打ち取りチェンジかと思った次の瞬間、微妙なタイミングではあったが判定はまさかのセーフ（1:35:38、青柳のリアクションに注目)となり、1点を返されてしまう。
なおも続くピンチで踏ん張りたい河上であったが、相手チームの助っ人好打者にレフト前を浴びてピヨリ状態に陥ると、続く相手3番に痛恨の押し出し四球を与え、同点に追いつかれてしまう(1:38:21)。
2死満塁とサヨナラの大ピンチであったが、まだ負けたわけではない。
「絶対大丈夫」往年の名ストッパー高津監督の言葉を思い出し、
続く相手4番打者は気合のシンカーでピーゴロに打ち取り(1:39:07)なんとか同点のままスリーアウト。
通常の試合だったらここで試合終了であったが、この日は2.5時間制。
9回までの延長戦を戦うことになった。
延長8回表、先頭の込谷さんが痛烈なセンター前(1:42:02)で出塁すると、
河上のライト前(1:43:51)でふたたびチャンス拡大。
ここで今日４タコだった青柳が意地のレフト線２点タイムリーツーベース(1:46:09)で勝ち越し。
しかしその裏、先程のピンチを乗り越えて、攻撃でも盗塁していた河上に体力は限界を迎えていた。
先頭に右越え二塁打を浴びると、四死球で無死満塁の大ピンチとなってしまう。
2点リードで無死満塁、前日の日本シリーズ2021第1戦の9回裏が思い出される。
ヤクルトの二の舞になってたまるかと、なんとか三振で1死を奪う(1:54:02)も、続く打者に強烈なセンター前を打たれて、1点差に詰め寄られてしまう。
でもまだ1点差。死力を振り絞り、宝刀シンカーの連投で(1:56:47)三振を奪いツーアウト。
ここで迎えた俊足の1番打者にもシンカーの連投で立ち向かうが、粘られて8球目をライト前に運ばれ同点にされてしまう(1:59:27)。
そして続く打者はボテボテのゴロに打ち取ったものの、投三間の良いところに転がってしまい、焦った河上が手を滑らせ一塁に悪送球、これで3人が帰ってしまい力尽きた(2:00:59)。
4点差の最終9回表は、リリーフの助っ人右腕に対して、四死球でランナーを貯めて必死の粘りを見せる。
長野の良い当たりのショートゴロ(2:12:04)間に1点を返し3点差、なおも2死一二塁となるが、反撃はそこまで。

ということで、今シーズン最終戦は、最後まで手に汗握る好ゲームでした。
どこかでひとつ運が味方していれば勝てたかもしれず、非常に悔しい敗戦。
自分としては、2度あった2点差リードを守り切れず、大変申し訳なかったです。
前日のマクガフ選手の気持ちがよくわかる…。

悔しい終わり方でしたが、今シーズンはこれにて終了(予定)です。
コロナなどで開催が危ぶまれる中、助っ人の力も借りて、
なんとか7試合開催できたことは良かったと思います。
来年も引き続き楽しく怪我無く野球ができるよう頑張っていきましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=kWSMrcuQPkw