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練習試合

2023/11/26(日)

チームロゴFREEDOM

勝ち

4-7

チームロゴ芝公園レッドタワーズ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ FREE… 1 0 0 0 1 0 2 4
チームロゴ 芝公園レ… 0 0 2 0 5 0 7
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2023年度芝公園レッドタワーズ第6戦
2023年シーズン最終戦となった今回は小雨の降りしきる錦糸公園での試合であった。
寒いことが予想されたため、気温が一番高いと思われる14時~16時の案件を組んだわけだが、この日の最高気温は11℃。小雨も降っていたので体感気温は1ケタ台である。
そんな気候もあってか、肩が温まってない先発河上は立ち上がりを捉えられ先制を許してしまう(11:15)。だが、続くピンチはカーブで三振に切って取り1失点でしのぐ(12:32)。
追い付きたいレッドタワーズだったが、横井の四球と相手エラーでチャンスを作るも後が続かず無得点。
続く2回表は、先頭打者の一塁線を襲うゴロを溝口が華麗に捌いてアウトに取る(21:06)と、後続も抑えて無失点。2回裏は、溝口と河上が四球で出るも無得点。3回表は河上が2三振を奪う好投(33:37, 34:48)を見せて無失点と、投手戦の様相を呈してきた。
続く3回裏、その均衡を破ったのは本日スタメンマスクの1番嵯峨であった。2球目を振りぬくと打球はあっという間にレフト線を抜けていき、そのまま同点のホームイン(37:03)、見事今シーズン初ホームランを記録した(ホームラン王おめでとう)。続く横井が2打席連続の四球で出塁すると、相手キャッチャーが投げられないほどの完璧なスタートを見せて盗塁成功でチャンスメイク(39:52)。すると、続く安井さんがレフト線を破る技ありのタイムリーツーベースを放ち(40:22)、見事勝ち越しに成功する。
続く4回表は、ファーストゴロでもおかしくない打球をセカンド谷岸がグラブトスで処理してワンアウト(46:00)、ライト前方のフライを遠藤がスライディングキャッチを魅せてツーアウト(46:41)、見逃し三振でチェンジ(48:18)、この回初めての三者凡退で流れに乗る。
しかし、4回裏はこちらも三者凡退で切り抜けられてしまうと、続く5回表は先頭打者をエラーで出してピンチを迎えてしまう。見逃し三振でなんとか一死は奪ったものの(58:06)、ランナー三塁からタイムリー内野安打を浴びて同点に追いつかれてしまう(59:06)。しかし続くピンチはセンターへの大飛球を守備職人横井が楽々追い付くと、飛び出した一塁ランナーを鋭い送球で刺して見事ゲッツー(59:41)、勝ち越しは許さなかった。
なんとか再度勝ち越したい5回裏、1死から嵯峨が緩いボールにうまく合わせてセンター前ヒットで出塁すると(1:02:27)、横井は俊足を活かしたサードへの内野安打(1:03:42)、続く安井さんが四球で満塁のチャンスを作る。しかし、続く4番青柳が倒れ、5番矢後もサードゴロに打ち取られてしまう。だが、あきらめずに全力疾走していた矢後の気迫が相手のエラーを誘い2点を勝ち越し(1:07:42)。さらには遠藤の四球を挟んで再び満塁のチャンスを迎えると、溝口が左中間へのタイムリーを放ち2点を追加した(1:10:02)。なお続くチャンスで谷岸の打球がサード強襲ヒットとなりさらなる追加点(1:10:57)。続く河上も3者連続となるセンター前ヒットを放ち (1:12:47)、この回3度目の満塁のチャンスとなるが、後続は倒れて攻撃はここまで。この回5得点のビッグイニングとなり、一気に相手を突き放すことに成功した。

点を取った後の大事な6回表はランナーを背負いながらも何とか打たせて取り無失点でしのぐ(1:21:13)と、6回裏は三者凡退でチェンジ、嵐の前の静けさであった。

そして迎えた5点差での最終回。今シーズン初の7回のマウンドに上がった河上であったが、前の回までで球数は91球。体力の限界が近づいていた。
先頭打者にいきなり三塁打を浴びると、続く打者に大きな犠牲フライを放たれて1失点(1:30:18)。だがまだ4点差、ヒットを浴びながらも落ち着いて2アウト目を取り、あとひとり。続く打球はセカンド正面に高々とあがり、これで試合終了だと誰もが思った(1:33:40)。しかし、名手安井さんがまさかの落球で1失点。続く打者のファーストゴロも溝口のグラブに収まらず、ランナーが溜まっていく。さらには100球を超えて投げ続けている河上が制球を乱して四球を与える。これで2死ながら満塁、3点差。一塁ランナーが帰れば同点、ホームランで逆転という大ピンチを迎えてしまう。続く打者にも疲労からなかなかストライクが入らない河上。ノースリーで押し出しのピンチとなるも根性でストライクを投げ続け、なんとかフルカウントまで持っていく。そして、投じた運命の6球目はこの日の121球目であった(1:39:07)。快音を残し、鋭い打球がライト方向へ。熱闘甲子園なら無音編集になったであろうその瞬間、響き渡ったのはキャッチャー青柳の「あーヤバい!」の声。さすがに万事休すか!誰もがそう思った中、ひとり落ち着いていた男がいた。仁志ばりのポジショニングの読みで後方に下がっていたライト遠藤である。余裕をもって2~3歩後ろに下がると、打球をしっかりキャッチ。激戦は幕を閉じたのであった。

ということで、最後のワンアウトを取ることの大変さを改めて痛感させられる好ゲームとなりました。121球を投じた先発河上は最終戦にしてようやく今季初勝利かつ2シーズンぶりの完投勝利を挙げたものの、翌日は全く動くことができず、有給休暇を消化した模様です。

さて、今シーズンもこれにて終了ですが、最後はナイスゲームで勝つことができたし、シーズン全体としてもなんとか3勝3敗の五分で終われたので良かったのではないかと思います。来季はもっと勝てるように頑張っていきましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=b1Z0Kgp18Cw

# 選手名
92 嵯峨圭介
25 横井雄史
- 安井
17 青柳良平
- 矢後
8 遠藤弘隆
54 溝口響介
3 谷岸宏治
11 河上裕重
2 長野健一
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 三振 四死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策
92 嵯峨圭介 先発 1 4 4 2 1 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
25 横井雄史 先発 2 4 2 1 0 0 2 1 0 0 0 2 0 0 0 0 0
- 安井 先発 3 4 3 1 0 1 1 0 1 0 1 1 0 0 0 0 1
17 青柳良平 先発 4 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
- 矢後 先発 5 3 3 0 0 0 1 1 0 0 1 0 0 0 0 1 0
8 遠藤弘隆 先発 6 3 2 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0
54 溝口響介 先発 7 3 2 1 0 2 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
3 谷岸宏治 先発 8 3 3 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
11 河上裕重 先発 9 3 2 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0
2 長野健一 先発 10 DH 3 3 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 三振 四死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策

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# 選手名
11 河上裕重
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四死球 ボーク 暴投 登板順
11 河上裕重 70/3 4 2 - 5 0 5 3 0 0 1
# 選手名 勝敗 投球回 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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