試合結果詳細

規定により5回コールド勝ち

打線は初回、先頭の三野がヒットで出塁すると2つの盗塁とボークで幸先良く先制する。
その後も串田、小見山、中尾も続き3点差と相手を突き放す。

小見山はこれで2試合連続のタイムリー。
勝負強さが光った。
門脇はこの日も四球を選び4試合連続出塁。
直近4試合で4四球と渋い貢献を見せる。
川島は2試合連続のセーフティバントを決める。

一方伊藤（真）は1打席に立ちこの日も凡退。
前TJK大会チーム首位打者だけに伊藤の復調をみんなが心待ちにしている。「伊藤（真）の「真」はシン・伊藤の真だよ」と、あるSHIFT野球部OBは語る。

3週間ぶりに復帰した三野は3安打1HRとブランクを感じさせない活躍だった。
また串田はこの日左打に挑戦。ツーストライクと追い込まれると同打席で右打へシフトする。「同一打席内での左右打席の変更は禁止」と審判・相手キャッチャーから口撃を受けるも「そんなルールは無い」と突き返した。次の打席では「ホントは右打ちの人だ！」と相手からヤジが飛び、場を湧かせた。

一方、途中からキャッチャーの守備についた熱田は「へいキャッチャー！」と味方からのヤジをひっきりなしに浴びていた。

終盤の4回、「打ちたい」と志願してピッチャーから野手として挑んだ上原が満塁HRで試合を決定づけた。それまで2三振だっただけに名誉挽回の一打だった。太々しさは相変わらずで時折打席の中で首を捻るシーンが目立ち、審判からまた注意を受けるのではないかとベンチはヒヤヒヤだった。

投手陣は先週に続き小林が先発。四球などでランナーを背負うも容赦を抑えるピッチングで3回を無失点。力強いピッチングが光った。
後を継いだ石黒は多彩な変化球で敵味方を魅了する。ストレートに加え4種の変化球を扱う魅惑のピッチャーぶりを披露した。

守備では先発キャッチャーの中尾はこの日、後逸でのランナーの進塁を許さない鉄壁ぶりを見せる。ピンチではピッチャーに声をかけるなど、良い女房ぶりを発揮した。