試合結果詳細

2022年早朝野球 第6戦
後半戦最初のお相手は、ホワイトエンジェルスさん。

【試合内容】
1回表、今季初の1番起用となる斉藤が四球を選び出塁すると、すかさず盗塁を決めてチャンスを作ります。しかし、後続が続かず先制点を奪うことはできません。
2回表、2死から7番白井が相手のエラーで出塁するも、ここでまさかの牽制アウトになってしまい、もらったチャンスを活かせず嫌な空気が流れます…。

野球の流れというのは本当に怖い。
直後の2回裏、相手先頭打者が放った打球が1、2塁間へ飛ぶと、ファースト山際、カバーに入ったセカンド白井が2人揃って捕球することができず出塁を許します。ゲッツーが欲しい場面で、続く打者の打球は注文通りショート正面のゴロに！ピンチ脱出かと思われましたが、なんとここでショート宮島が後逸してしまいピンチを広げます。後続を打ち取る間に進塁を許し2死2、3塁、なんとか抑えたい場面でしたがここでキャッチャー荒井が痛恨のパスボール…。この回ミスが重なり先制点を奪われてしまいます。

1点を追いかけ逆転したい打線ですが、
4回表は、3番山越の四球と5番露崎のヒットからチャンスを作るもあと一本が出ず無得点。
5回表には、9番小村の四球、10番ボス鬼島の連打で上位打線につなげるも、ランナーを返すことができずなかなか得点を奪えません。

5回裏、援護がない中ここまで粘りを見せていた先発の露崎が、四球、ヒットを許しピンチを招くと、相手1番打者に見事なレフト越えのスリーベースヒットを浴び2点を失います。なおも無死3塁のピンチで、内野ゴロに打ち取った打球をセカンド白井がファンブルし、これがタイムリーエラーとなり追加点を献上。さらに四球とエラーが絡みランナーを溜めると、続く打者の打球はレフト前へ。レフト山越が果敢にホーム補殺を狙いにいくも送球は大きく逸れ1点、送球が逸れる間に相手走者は2塁へ進塁しようとすると、キャッチャー荒井が見事な送球を見せるも、セカンド白井がこれを取ることができずこれで試合は0-6。守備の乱れにマウンドの露崎も持ちこたえることができず、この回5点を奪われます。

6回表、先頭の渡部圭が内野安打で出塁しすかさず盗塁を決めると、続く3番山越も四球を選び、無死1、2塁のチャンスを作ります。相手エラーもあり渡部圭が3塁へ進塁しここで打席に立つのは、攻守でチームを引っ張る野球小僧5番露崎！露崎が放った打球はライトへの犠牲フライとなり、さすがの仕事ぶりでまず1点を返します。続く6番宮島もヒットで繋ぎ、この場面で牽制死と再三のエラーをなんとか取り返したい7番白井。ネクストでボス鬼島から指導を受け打席に臨んだ白井は、積極的なフルスイングを見せ放たれた打球はセンター前へ！！山越が生還し、白井は名誉挽回のタイムリーを放ち2-6と追い上げます！一気に追いつきたい局面で続く打席には8番山際。この場面で、相手投手の投球がワンバウンドしキャッチャーがはじくと、この間に1塁ランナー白井がスタート！、、、しかし、ここでの進塁を許されず白井は2塁で走塁死となりチェンジ…。ランナーを溜めていかなければならない局面で、手痛すぎる走塁死となり追い上げムードに水を差してしまいます。

7回表、あきらめない打線は、先頭8番山際がエラーで出塁しチャンスを作るも、後続が打ち取られてしまい、2死3塁で1番斉藤に打順が回ります。チームの期待を一身に背負い打席に立った斉藤でしたが、内野フライに打ち取られ万事休す、、、かと思われましたが、相手サードがまさかの落球により1点を追加し、なおも2死1塁と首の皮一枚つながります。すると、斉藤が本日2つ目の盗塁を決め2死2塁。この場面でいつも魅せてくれる男2番渡部圭がレフト前へタイムリーヒットを放ち4-6と土壇場で2点差まで追い上げます！さらに続く3番山越が好調を維持する投手への強襲ヒットで出塁し2死1、2塁とすると、ホームランが出れば逆転の場面で打席には本日4番に座った荒井！良い角度で放たれた同点打かと思わせる打球は、警戒し深めに守備位置をとっていたレフトの正面へ…。
残念ながら同点に追いつくことができず、手痛い敗戦となりました。

【総括】
守備のエラーが重なった大量失点が響き、終盤に追い上げるも一歩及ばずに敗戦という結果になりました。バックがミスなく盛り立て、守備から攻撃の良いリズムを作っていかなければならないにも関わらずピッチャーの足を引っ張ってばかり…。攻撃面においても、せっかく塁に出ても牽制死や走塁死により相手を助けてしまい、結果相手に流れを与えるという最悪の結果を招いてしまいました。次の塁を狙う積極性も大事ですが、点差、試合状況、局面を踏まえ、ひとつひとつのプレーが試合の流れを左右してしまうことを自覚しなくてはなりません。終盤には打線がうまく繋がりましたが、スロースターターではなく序盤から試合を優位に進められるよう、試合前の準備から入り方など意識していきましょう。
ジークロートは3勝3敗となり優勝争いから一歩後退してしまいましたが、まだ可能性がゼロになったわけではありません。改めてチーム一丸となって頑張っていきましょう！！

◇ジークロート早朝打撃タイトル3 傑
■打率
①山越　.667
②白井　.500
②荒井　.500
②露崎　.500

■本塁打
①荒井　1本

■打点
①露崎　6打点
②山越　5打点
②根本　5打点
②宮島　5打点
②荒井　5打点

■盗塁
①露崎　11盗塁
②白井　5盗塁
②荒井　5盗塁
②斉藤　5盗塁