試合結果詳細

第39回千葉県草野球大会 予選Bブロック第1戦（3チームによる総当たり）
前回王者として、本大会3連覇をかけた戦いに挑みます！！
初戦は、NPO千葉ふれあい野球連盟代表のウイングスさんとの一戦です 。

【試合内容】
1回表、いきなりジークロート打線が火を噴きます。先頭の1番早川匠が四球で出塁すると、続く2番鍛え抜かれた身体でもナインを魅了する渡部圭が、鋭いあたりは放ち打球は広い左中間を深々と破ります！すると、俊足渡部圭は一気に3塁を回り余裕のホームイン！見事な先制ランニング2ランホームランを放ち、2-0と幸先よく先制します！続く3番宮島、4番根本遼が四球で出塁すると、盗塁やバッテリーエラーなどで1点を追加し3-0。さらに、7番福村も四球でつなぐと、すぐさま盗塁を決め1死2、3塁とし、頼れるキャプテン7番小村。熱狂的な阪神ファンである小村は、巨人が優勝した悔しさをぶつけるような、華麗な右打ちを披露しファーストゴロの間に3塁ランナーが返り4-0。まだまだ攻撃は終わりません！続く走攻守全て声でチームを引っ張る8番番長村田が、「己の欲を捨てて打席に立った」と追い込まれながらも鮮やかに流し打ちした打球は、なんとライトフェンスを越える2ランホームラン！！村田のジークロート初となる待望の一発により6-0とし、初回からビッグイニングを作ります。

3回表、1死から7番小村が四球で出塁すると、続く好調8番村田がレフト前ヒットでチャンスを広げます。その後1人倒れ2死2、3塁とすると、1番早川匠、2番渡部圭が連続四球を選び、押し出しで7-0。さらに、相手バッテリーエラーで1点を追加し8-0とします。

4回表、先頭の夕飯には実家の栗ご飯が待っていると胸を躍らせる4番根本遼が、甘い球を見逃さずバットを振り抜くと、痛烈な打球が外野の間を破ります！！根本遼は、脚がもつれ息を切らしながらも懸命に走り一気にホームへ生還し、なんとランニングホームラン！根本遼の活躍により、さらに押せ押せムードになったジークロート打線は、5番舘野が四球、6番の代打根本祐が相手のフィルダースチョイスで出塁すると、7番小村がライト線へのタイムリーツーベースを放ち11点目！さらに、9番の代打白澤がきっちり犠牲フライを放って1点を追加すると、まだまだ止まらないジークロート打線は、2番渡部圭のタイムリー内野安打や相手守備の乱れなどもあり、この回計9点を奪いリードを大きく広げます。

5回表、今日のジークロート打線は容赦ありません。先頭7番小村がこの日2本目のとなるライトへのツーベースヒットで出塁すると9番白澤もらしくない流し打ちを披露し、タイムリーツーベースを放ち1点を追加！さらに、連続四球が絡み満塁の場面で「何とか一本打ちたかった」と意気込んでいた3番宮島が、走者一掃となるレフトへのタイムリースリーベースを放ち、21点目！とどめには、途中出場しているプロフェッショナル4番東條が、センター前へのタイムリーヒットを放ち、この回5点を追加し22得点と試合を決定づけます。

投げては、先発炎のエース石岡が力のあるボールを投げ込み、安定した危なげない投球により2回を無失点で抑えます。3回からは、万能ユーティリティ&ナックルボーラー山越がマウンドに上がると、5つの四死球を与えるも、味方守備に助けられながらなんとか踏ん張って3回を2失点に抑え、5回コールドが成立しゲームセット。大事な初戦を22-2と相手を圧倒し、無事に勝利をおさめることができました！

【総括】
打線が大爆発し、渡部圭、村田、根本遼のホームランに加え、小村、宮島、白澤の長打、さらには四球や足も絡めた厚みのある攻撃で22点を奪い、見事大勝となりました。打線が元気だとベンチも盛り上がり、声もよく出ていて素晴らしい雰囲気でした。守備では多少のミスはあったものの、引き締まった試合展開でした。先発した石岡もさすがの安定感あるピッチングで、頼もしい限りです。また、1日に最大3試合あるため選手起用が難しい中、大量リードの展開だったため、石岡、白澤の温存を図ることができました。その中で、打撃でもチームを引っ張り、守備の要ショートをこなしながらピッチャーとしても頑張ってくれているパパ山越の貢献度も忘れてはなりません。まさにチーム全員で掴み取った勝利といえるでしょう。
次の対戦相手である武石クラブさんは、数年前に大差で敗れているため、厳しい試合展開が予想されます。予選1位通過が決勝進出の条件となるため、次の試合も落とすことはできません。引き続き総力戦で挑み、優勝まで突き進んでいきましょう！！