試合結果詳細

前週に主砲佐伯の無償トレードが発表され
惜別壮行試合となった第9節が光が丘公園で行われた。

smbc先発バッテリーは島貫―佐伯。
先頭打者にいきなりヒットを許すと
一死後からさらに連打を浴び初回に3点を失う。
その裏2番に入った佐伯の打球は
得意のポップフライとなりこの回無得点。
3回相手チームに追加点を与えてしまい
0-４となった3回裏smbcは反撃に出る。
先頭ケンが四球で出塁すると2番佐伯が
レフト線へ痛烈なツーベースでチャンス
を広げる。続く篠木、島貫が連続タイムリー
さらに助っ人かりや、たちおかの活躍により
一挙5点を奪い逆転する。
4回から満を持して6月7日以来93日ぶり登板のケン。
先頭を一ゴロで打ち取ると
続く打者の三遊間ゴロをサード助っ人かりやが
横っ飛びでスーパーキャッチでツ―アウト。
最後のバッターを三振で抑え
無失点で勝ち投手の権利を得てマウンドを
リリーフに託す。
5回から助っ人渡辺(55歳)が躍動感あふれる
ピッチングを魅せるも連打を浴びて
5-7と再逆転されてしまう。
さらに7回にもダメ押しの追加点を奪われ
万事休すと思われたがドラマは最終回で起こった。
先頭の体験入部本庄が執念の四球で出塁。
ここで荒木が豪快に右越え2点本塁打を放ち1点差とする。
続く佐伯もヒットで出塁しすかさず2盗3盗を決める。
続く篠木が中飛を打ち上げ佐伯がタッチアップ。
間一髪のタイミングで滑り込み同点のホームインとなる。
さらに島貫も四球で出塁し2盗3盗を決め
一気にサヨナラのチャンスを作る。
2死2，3塁で助っ人渡辺の打球はピッチャー正面へのゴロとなり
3アウトと思いきやアウトカウントを間違えた相手ピッチャーが
一瞬ホームへ投げようとする。ここでグランド全員が『えっ！！』
と時間が止まる。
思いとどまったピッチャーは一塁へ送球するも
これが大暴投になってしまいサヨナラのランナーがホームインする。
９－8と劇的なサヨナラ勝ちとなり
佐伯選手惜別壮行試合に華を添えた。
■岡田's Eye
「やっぱファーボールと盗塁やな。ファーボールはヒットを同じやからね。おーん。
佐伯は阪神でも獲ろうとおもっとんたんよ。そりゃそうやん。」