試合結果詳細

鶴ヶ島市民が、いや日本中が注目する天王山。
試合前から、この試合を一目見ようと前日から長蛇の列。それもそのはず、互いに白星を重ね、ここまで全勝で今日を迎えたのだ。そんな両チームの対戦となったこの試合は、平成の怪物松坂大輔と負けないエース斎藤和巳の投げ合いを彷彿とさせる投手戦となった。

初回のスタバの攻撃、今大会打率10割の1番#9と3番に抜擢された#8は、あっさりと三振を奪われた。

しかし、そんな相手投手の好投に、闘志を燃やす#20は、#17の配球と安定の制球力で得点を与えない。

2回、#17、#20がアウトになるも、#10が初級のスライダーを狙い打ち、チーム初のヒットを放った。
「ヒットは、こうやって打つんだよ。前の試合の大振りは忘れよう！」とナインの背中を押した。続くビッグボスは、進塁打を狙うもアウトカウントを間違え、止めたバットがドンマイ！であった。

3回、#16が三振に倒れるも、#24が四球を選び、すかさずピノばりの速さを見せる。あの、次の塁を狙う野獣のような低い構えは、今後の流行りになるだろう。試合後、#23は、「明日からマネしてみます。職員室から教室に行くときにやるしかない！」と意気込んだとか意気込んでいないとか。
その後、#9が倒れるも#21#8の連打で2点を奪い、均衡を破った。ここで、次の打者#17に投じた1球が物議を醸した。まさにWBCで世界の王が抗議をしたボブ・デービッドソンの判定を思い出す。相手チームのうるさい野次に、もとい熱いコールに、球審もタジタジになった。#23への球審指導で疲れてしまったのかもしれない。(2試合前の球審内容の件でも試合後に指導されるという。)
その後、チャンスに強いビッグボス、#21にヒットは出るものの、追加点は奪えなかった。

今日の#20は、2点あれば十分。被安打5、与四死球1、奪三振6と好投。抜群の安定感を見せ、満員の会場のファンを納得させる内容で、見事投手戦を制し、鶴ヶ島No.1投手に一歩近づいた。

コーチャーにスコアにと大忙しだった#14、#16、写真撮影をしてくれた#23、試合には来られなかったけど、LINEで気にしてくれた#5にもチーム一同、感謝している。シェシェ。
#10の写真が1枚もなかったことは、目を瞑ろう。