試合結果詳細

チーム発足後、ここまで5連勝中のスターバッカスが完敗した。#8が夜勤明けで駆けつけるもグリーングラス相手に、投手陣が被安打13与四死球11と大炎上。ここまでチームを支えてきた二枚看板(＃20と#21)の不在、そして、毎回のようにチャンスは作るものの、ポップフライを打ち上げ、チャンスを潰してしまい、自慢の打線が息を潜めたことが敗因だ。

試合後、#10は「うちはこんなもんです。ここで勝ち切れないピョン。リーグが昇格したら、こういう展開にしないように私も采配しないといけないピョン」と厳しい表情を見せた。

ダブルエースが欠場。#20#21がいたとしても、これからを勝ち抜くために、この春はダブルエースに次ぐ存在の台頭が必要だった。

最終戦では#10が期待をかけている3人が登板した。先発の#23は初回を2失点で切り抜けたものの、僕がエースだと言わんばかりに志願の続投。しかしこれが裏目に出てしまい、2回8失点と結果を出せなかった。初登板となった2番手の#30と3番手の#5は、それぞれ1回を4失点とほろ苦いデビューとなり、お互いハグをしながら悔しさを滲ませていた。

チーム全体にも危機感を抱いている。先制を許す追う展開になると焦ってしまう選手が多い。次の大会は、ミニボスこと#29(#17の奥様)がスタメンや打順を決めるため、どんな戦力になるかは不透明だが、#29は「調子がいい選手をどんどん使ってみたい。切磋琢磨しながらチームを作っていけたら」と全体の底上げをもくろんでいる。

試合後のコメント
#8「30年間連勝する夢が早くも潰えました。やっぱり僕がいないとダメなんですね。まぁ僕の出欠次第ってところかなぁ。僕の有無での勝率の違いを調べてみてくださいね。」

#23「試合を作れませんでした。でももっと投げたかったです。三番手を譲る気は毛頭ありません。てか、記者さん、こっそり愚痴ってもいいですか？何で2点しか取ってくれないんでしょうね。僕がチームに初の黒星をつけてしまったじゃないですか。人気ガタ落ちですよ！あのライトオーバーのヒットも取ってほしかったです。あのピッチャーライナー？あぁ、あれはグローブを下ろしたらたまたま入りました。日頃の行いがいいので(笑)。まぁ、次はダブルエースじゃなくトリプルエースと呼ばせますよ！」

#5「エラー恐怖症だったんです。今日はその不安を払拭するために外周を走っていたんです。でもフライしかこなくてホッとしました。ヒットも#10がお手本を見せてくれたので、自分のやるべきことがハッキリしましたね！ピッチャーもがんばります！」

#9「僕は人生のチャンスはいっぱい生かして掴んでいるんですけど、ソフトだとチャンスに弱いんです。#10のようにチャンスに強い人間になりたいなぁ。まぁ、僕は出塁してチャンスを作っているんですけど、後続が凡退するんですよね。スライディングだって何年振りだと思ってんですか。汚れちゃったから嫁さんに怒られちゃいますよ。」

#3「セカンドムズっ。動きがムズっ！もうパニックパニックですよ。パニックの出前館やー。三塁線のヒット？あれは#10のおかげです。手本通りにできました。でもおニューバットは自分には軽いかなぁ。今度5万円のカタリスト買います。早くユニフォームこないかなぁ。」

#30「今日はわざと四球を与えました。そしてポップフライを打ちました。追い込まれた時に本当の自分が出るんです。だからあえてピンチを作りました。勝ち負け？いやいや、負けから学ぶこともあります。負けた時、次にどうするかが大切です。今日は多様な意見があるとは思いますが、我々を信じていただけませんか？今日のこの負けは、いつか財産になります。」

#17「今日は守備で立ったり座ったりジャンプしたりと全身を使ったので、打席では力を発揮できませんでした。(ザブングル加藤ばりの)悔しいですっ！今から盗塁王も目指しますよ。#29から6番説も浮上してきたけど、4番は譲りません。毎日1000本振り込みます。」

#16「なんか#23がライトオーバーのヒットをぶつぶつ言っているみたいなんですけど、打たれなきゃいいだけの話ですよね。もちろん追い方はノーコメントですけどね。僕はゴールデングラブ賞を狙っている男ですよ？まぁ、次は一歩目を大事にしていきますけど。チャンスでインフィールドになりましたけど、大事なのは出塁率ですからね。メジャーの選手が言ってましたから間違いなし！です。」

#24「今日はリーグ1の足を生かせず申し訳ない。#17が盗塁王を狙っているということなので、毎日校長室前で走り込みます。今日は、チームも足を生かせる場面で回してくれなかった。だって満塁だったもん。秋に向けてグリップバントやスイッチヒッターの練習をがんばります。

#14「はじめてのファーストだったので、緊張からちびってしまった。ずっとちびってました。今後は僕のことをエンドレスちびりって呼んでください。打順も間違えてしまい、#9の帽子を間違えてしまい、スパイクもサッカー用で間違えてしまいました。帰りは道を間違えないようにしたいです。間違えて、市の防災無線で迷子のお知らせで呼ばれないようにがんばります。」

川越市の防災無線は#14で賑わうこと間違いなし。