試合結果詳細

【第35回北部地区親善少年野球大会・決勝戦】

　北部大会の決勝戦は、同じ支部の二本松スターズとの相原ダービーとなりました。
　悟史のケガもあり、急きょ先発は仁、続いて慶太の５年生がピッチャーとして投げました。いきなり決勝戦の大舞台、しかも大勢の観客の前で投げるので２人にとっては少し厳しかったとは思いますが、いい経験になりましたね。
　相手は県大会ベスト８になったチームですから、終始押され気味のワンサイドゲームでした。それでも随所にすばらしいプレーがありました。
　●初回の守備で、１アウト１・３塁のピンチの場面で、バッターの強打がショート匠悟のライナー。エンドランがかかっていたのでしょうか、飛び出したランナーを見て、匠悟は迷うことなく１塁に送球しダブルプレーを取りました。落ちついたナイスプレーでしたね。
　●３回の攻撃で、匠悟が２ベースと盗塁で１アウト３塁のチャンスの場面。慶太がセンターへの飛球を放ち、匠悟がしっかりタッチアップをしました。センターの好返球でダブルプレーとはなりましたが、間違っていない判断でしたし、１点を取りに行く積極的なプレーでした。
　●４回の攻撃の陸弥のライト前ヒット。場外ファールを打った後だったので大振りになりがちな場面ですが、しっかりと強く球をたたくバッティングができたと思います。

　今年の北部大会は、「準優勝」という輝かしい成績を残すことができました！おめでとう！！
おそらくここ10年の当麻田北の歴史の中では、最高の成績をおさめることができたのではないでしょうか。
　相模原市の春季大会でベスト８になって以降は、決して順調とは言えませんでした。毎試合のように同じようなミスをしてしまい、調子が良かった打線も気づくと打てなくなったり。そして、結果が悪くなると声も出なくなり。。。
　悔しい日々が続いていましたが、緊迫したゲームで最後まで集中して勝利した初戦の塚場タイガース戦は分岐点（ぶんきてん）となりました。この試合以降、多くの選手は打者の１球１球に反応できていましたし、声のかけ合いや指示も自然とできていました。
　この大会を通じて、「自分たちもやればできる」ということを経験できました。あきらめずに最後まで戦うことで大きな結果を残せることも経験しましたし、声をかけあうことの大切さも再確認しました。
　もちろん、ベンチに入れなかった選手の協力や応援してくれた方々、ボールボーイ、夜遅くになってもユニフォームを洗濯してくれたり、昼食を用意してくれたお母さん方の支えがあったからこそ、試合に集中できたことも忘れてはなりませんね。

　さて、６年生にとっては残る公式戦は市民戦とワールドスポーツ杯だけになりました。いい思い出を残せるように悔いのないように最後まであきらめずに、全員野球で頑張っていきましょう！