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公式戦

2018/4/29(日) 9:00〜

レギュラー戦

チームロゴ当麻田野球部

勝ち

7-6

北公園

チームロゴ陽原Jrパイレーツ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ当麻田野球部 3 2 0 0 2 7
チームロゴ 陽原Jrパイレ… 1 0 2 0 3 6

慶太

S

-

HR

翔馬

コメント

【第37回相模原市少年野球大会・5位決定戦】
 県大会の切符をかけた5位決定戦は、北公園グラウンドにて陽原Jr.パイレーツとの対戦。
 昨年、中ロータリー杯北部代表決定戦でタイブレークで負けていることもあって、選手全員、気合いが入っていました。
 そして試合は、お互いの気迫が最後までぶつかり合う壮絶な戦いとなりました。

 この大会初めての先行となった当麻田は初回、仁のサードゴロの間に先制点をあげると、4番翔馬のレフトポール際への2ランホームランで3点を先取。
 続く2回も相手守備の乱れと仁の犠牲フライで2点を追加し、試合の主導権を握ったかと思われました。
 しかし、陽原Jrナインのあきらめない気迫と意識をしていたはずの北公園グラウンドの特徴に、徐々に苦しめられます。とにかく打球が跳ねません。イメージしたバウンドがこないこともあり、3回の守備では連続で内野安打とされるとパイレーツの4番バッターにはドンピシャのレフトオーバーのタイムリーを打たれ2点差に。
 それでも最終回は積極的な走塁で2点を追加し、再び4点差。
 もちろん、点差が広がっても君たちには油断なんかありません。

 最終回の守備、バウンドが跳ねない分慎重に送球し、ファースト真人も送球をキャッチしました。しっかり集中して2つの内野ゴロで2アウト2塁。
でも、まだまだ何がおこるかわからない。皆がしっかり声を出して集中を高める。
 次のバッターの打球は三遊間へのボテボテのゴロ。でも、追いつくのがやっと。
 続くバッターも打ち取ったかに見えましたが、ファースト送球のバウンドが変わる。さらにカバーからホームへの送球もそれて2点差に。
 2アウト3塁でピンチは続く。打順は1番になり俊足のバッター。リードしているとは言え、流れは陽原へ。皆、地に足がついていない。
 1番バッターには初球のあまい球をセンター前に運ばれて1点差。
 さらに盗塁と四球で2アウト2、3塁。一打サヨナラの大ピンチ!!

 それでも「負けてたまるか!」と皆も気合いを入れ直し声を出す。
 バッターは3番、クリーンナップ。
「さあ、来い!」
 1球、2球とボールとなった3球目。カァーンと鋭い音とともに打球はセンターへのフライ。ややライトにそれる。
「隆裕たのむ!」「隆ちゃん、おねがい!」
 皆の願いが聞こえてくる。
 まるで時が止まったかのように。
 打球も隆裕の動きもスローモーションに見える。
 バシーン!
 グローブの芯におさまる音。

 そして、「キャッチ、アウト~」
 審判のジャッジが聞こえて、我にかえる。
「わぁ~、やったぞ!やったぞ!勝ったぞ~。」
 その瞬間、緊張から解き放たれ、皆が勝利を心から喜びました。

 この春の大会、勝利した試合はすべて1点差ゲームでした。
 土壇場に追いつかれた試合、点差を広げられても皆でつないで逆転した試合、相手チームの怒涛のねばりにあった今日の試合。苦しい試合ばかりでしたが、君たちの大成長を感じるシーンがありました。
 それは、どんな場面でも皆が声をかけ合い、仲間を信じて一つになったことです。試合に出た選手も控えの選手もチーム一丸となって。
 本当によく声が出ていました。試合前に緊張していた仲間がいたら、冗談を言ったり話しかけてあげてリラックスもできていました。

 そして、君たちの先輩や去年の君たちが越えられなかった壁を、君たちの力でひとつ越えることができました。リストカップ争奪 神奈川県選手権大会への出場、本当におめでとう!
 さあ、休む間もなく夏の戦いが始まります。
 次の目標に向かって、全員野球で戦っていきましょう!!
 以下、試合模様です。

【1回表:攻撃】
★先頭は慶太。簡単に追い込まれる(2ストライク)も、ファールでねばって9球目をファーボール。価値のある出塁!
●2番晃希は四球を選ぶ。
★相手バッテリーのミスでノーアウト2、3塁のチャンス。ここで3番の仁がファールでカットしながら7球目をサードへのゴロ。この間に1点を先制!
★1アウト3塁のチャンス。この場面で翔馬がレフトへの大きなあたり。打球はぐんぐん伸びてポール際に突き刺さるような2ランホームラン!!
★5番敦宏、同じくファールでねばる。おしくもピッチャーフライ。

【1回裏:守備】
●先発は慶太。先頭バッターをピッチャーゴロに。立ち上がりの1人目をおさえることは本当に大きなことです。
●2人目もセカンドゴロ。
●3番バッターへはレフト前ヒットをゆるし、4番バッターはセンターへの大きなフライ。
 これをグローブの先ではじいてしまい1点を返される。
●5番バッターも打ち取ったかに見えましたが、ファーストが捕球できず。2アウト1、2塁のピンチ。
●追加点は与えたくないところで、慶太は空振り三振にとってきる!

【2回表:攻撃】
●この回1人目の奈央は、2球で1ストライクに追い込まれるもボール球を見極めてファーボールを選ぶ。ノーアウトでの出塁!
●真人も冷静に四球を選ぶ。
●1アウト1、2塁のチャンスで打順は慶太へ。ここで慶太のあたりはレフトへ。これが相手ミスもあり満塁とチャンスが広がる。
●このチャンスで晃希。2ストライクからの4球目を強打するもピッチャー前へ。ピッチャーのホームへの送球が乱れる間に追加点。
★3番仁、初球ボールの後の2球目をセンターへ大きなフライ。センターがキャッチすると3塁ランナー真人がタッチアップの激走。タイミングは間一髪でセーフ!犠牲フライが意識できていたからこそのセーフでした!

【2回裏:守備】
●3つの内野ゴロ。試合前から北公園グラウンドはバウンドが弾まないということをスポ少の時の経験を活かして意識していたため、集中して守備に取り組めていたと思います。

【3回表:攻撃】
●隆裕がライト方向への大きなフライを打ち、守備の乱れにより出塁。
●盗塁を決め1アウト2塁とチャンスを広げる。ここで奈央がショートへのゴロ。打球が自分より後ろになったためランナー隆裕は3塁へ走塁。ここまではOKでしたが、3塁をオーバーランしすぎてタッチアウト。もったいないですね。

【3回裏:守備】
●先頭バッターはセンターへ抜けそうなあたりもショート仁が追いつく。しかし、ボールが手につかずわずかに間に合わず内野安打となる。
●ボテボテのゴロがサード寄りに!ピッチャー内野安打となる。
●盗塁などで無死2,3塁のピンチ。ここで4番バッターにドンピシャでレフトの頭上をぬかれるタイムリー2ベースで2点を返される。
★なおも四球で無死1,2塁。ここで敦宏が一二塁間を抜けそうなゴロをスライディングで追いついてセカンドゴロに!進塁打となりましたが、一つアウトをとったこのプレーは大きなプレーだったと思います。その後は後続をしっかり打ち取り、傾きかけていた流れを切りました。

【4回裏:守備】
★1アウト1,2塁のピンチの場面。ここでも敦宏が守備で貢献しました。セカンドゴロの処理がうまくできませんでしたが、スタートの遅れたファーストランナーを見てセカンドに入ったショート仁に送球しフォースアウト!
もちろん、まわりの「2つ、2つ(2塁へ投げろ!)」もよかったですよ!

【5回表:攻撃】
●先頭の翔馬が四球で出塁すると、すかさず盗塁をきめる。
●ワイルドピッチで無死3塁とすると、敦宏はショートへのゴロ。ゴロゴーで走っていた翔馬は間一髪でセーフで貴重な追加点。さらに相手守備のミスでこの回2点を追加し4点に点差を広げる。

【5回裏:守備】
●先発した慶太はさすがに疲労の色を隠せない様子。しかし、気力で投げる!先頭バッターをサードゴロに打ち取る。
●次のバッターには高めに球が浮いてしまい、ファーボールを与える。
●続くバッターはショートへのゴロ!これで2アウト2塁。
●次のバッターはショートへの内野安打。
●その後、打ち取った当たりも守備が乱れてしまい、一挙に2点返される。
●2アウト3塁でピンチは続く。ここで1番バッターにセンター前へ運ばれて、ついに1点差まで縮められる。
●続くバッターへは四球。盗塁などで2アウト2,3塁の一打逆転の大ピンチ!!
●ここで3番バッターの放った打球はセンター隆裕のもとへ!
 隆裕はこれをしっかりキャッチしてゲームセット!
 隆裕もドキドキだったと思うけど、最後は落ち着いてよくキャッチできました!

# 選手名
1 慶太
4 晃希
10
2 翔馬
3 敦宏
7 隆裕
5 奈央
033 真人
033 隼一
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
1 慶太 先発 1 3 1 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 1 0 0
4 晃希 先発 2 3 2 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0
10 先発 3 3 2 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0
2 翔馬 先発 4 3 2 1 1 2 2 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
3 敦宏 先発 5 3 3 0 0 0 1 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0
7 隆裕 先発 6 3 3 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0
5 奈央 先発 7 3 2 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0
033 真人 先発 8 3 2 0 0 0 1 0 0 0 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0
033 隼一 先発 9 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
1 慶太
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
1 慶太 50/3 0 0 0 - 0 0 1 0 0 0 0 1
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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