試合結果詳細

先週、16-0で勝利した、東京突撃隊を迎えての一戦。
先発は今シーズン絶好調の木原。
しかし、今日の東京突撃隊は前回から打線が強化されており、
1番、２番に連続ツーベースを打たれ1点を先制される。

3回に小松のしぶといタイムリーで同点に追いつくも、
謎の「写真撮影タイム」で流れが変わってしまい、
その直後に2者連続ホームランを浴び再び突き放される。
しかし、11連勝中の滝野川は相手守備の乱れに乗じ、すぐさま同点に追いつく。

このまま滝野川ペースになるかと思われたが4回裏、
一旦は立ち直った木原が相手２番打者に痛恨のスリーランを浴び6失点で無念の降板となった。

そんな意気消沈気味の滝野川を救ったのが、
今季から1番にすわる藤津の一振りだった。
相手投手の真ん中高めのストレートを振りぬくと、打球はライトを高々と越え、チーム加入後初のホームランとなり4-6。
6回にも昨日、北海道独立リーグ・富良野ブルーリッジへの移籍がアナウンスされたリンの内野安打の間に1点をもぎとり、1点差で最終回へ。

2アウトから木原のヒットと盗塁で得点圏に進めるも、
立澤が無念の見逃し三振に倒れ、滝野川ブルーウィングスの連勝は「11」でストップした。

試合前、試合中と複数のアクシデントがあったことで、
チームが浮足立ってしまった面があり、精神的な成長の必要性を感じさせられる一戦だった。

試合最優秀選手は、滝野川初ホームランの藤津。
海外リーグ移籍を目指す「宇部から来た期待の新星」が、
その力を遺憾なく発揮した。