試合結果詳細

アークスカップ1回戦。
この試合は、トーナメント戦とリーグ戦を兼ねた一戦。
勝てば6月～の2回戦に進むことができ、リーグの勝ち点3がもらえる。

今日は普段試合にあまり出られないメンバーを中心としたオーダーで、軸は昨年の流行語大賞の「3番センター毎田」。
とはいったものの、参加人数が少なく全員フル稼働となった。

15時55分、15分後の試合開始に向けグラウンドでアップを始めたメンバーの中に１人いない。
駅には着いているというが、5分待てども10分待てども彼は現れない。
ついに試合開始時刻が来てしまい、やむを得ずDH予定だった伊藤が守備に付いてプレーボール。

一回表、相手チームの攻撃。
1本ヒットを打たれるも、センター毎田のファインプレー（普通のセンターフライとも言う）と松田の安定したピッチングで無失点に抑える。
その間に待ち人も到着。

一回裏、先頭の古賀が二塁打で出塁し、流れに乗りたいところだったが後が続かず、こちらも無得点に終わる。

締まった投手戦になる予感がしたのだが…。

二回表、無死から2連打を浴びピンチを迎えると、またもやセンター毎田のファインプレー（普通のセンターフライとも言う）で一死1、2塁。
今日の毎田はいける！とベンチは大喜びだったが、このあたりから少しずつ風向きが変わっていく。
次の打者にタイムリーエラーで先制点を許すと、その後もヒットとエラーのオンパレードであれよあれよという間に7失点。

これ以上離される前に少しでも得点しておきたい二回裏の攻撃。
下位打線がつながり2点を返し、望みをつなぐ。

しかし三回表、打者16人の猛攻にあい、11失点を喫し、スコアは18-2。

大会規定を確認すると、コールドのルールはない。
降参はありだそうだが、そんな選択肢は当然ない。
あきらめない男たちは、「まずは10点返すぞ！」と気合いを入れ直す。

四回以降、松田は本来のピッチングを取り戻し、追加点を取られることなく完投。
打線は、なかなかヒットを打てない中、敵失や四球、盗塁も絡めながら必死に1点1点を取りにいく。
なんとか3点を返したが、六回裏でタイムアップ。

試合は18-5で幕を降ろした。

今日の主役は、なんといっても試合前から行方をくらませチームを大騒ぎにさせた彼、工藤。
試合開始後に、本来現れるはずのない方向からダッシュで現れた彼はどうやら道を間違えてしまったそう。
試合でも盗塁したり、内野安打稼いだり、スライディングで白パンに穴を開けたり…走ってばかりの１日でしたね。

珍プレーは、最初の2回の守備機会でファインプレーを見せた後、ことごとくエラーを繰り返してベンチに笑いを起こした毎田。

そして今日のMVPは、先頭打者として二塁打と2四球でチームを活気づけてくれた古賀に贈る。
また、2盗塁のキムもうれしそうだったので敢闘賞を贈りたい。

来週は3年振りの組合関連の大会。
なんとかそちらでは勝ち進んでいきたい。