試合結果詳細

今シーズン2試合目は、SFBCと1年半ぶりの再戦。
毎度のごとく、ギリギリまで人数が集まらずそわそわしていたキャプテンの気持ちも露知らず、当日になってみれば選手が12人もいるといううれしい悲鳴。

立派なグラウンドで、ほどよく涼しいナイターという好条件の中、選手たちは久しぶりの連勝をかけて試合に臨む。

今日の注目は、2年ぶりの参加となる多々内と公式戦初参加となる猪野。
2人の活躍や、いかに！？

1回表、先発・松田はいつも通り淡々と投げるが、コントロールが定まらず四死球で一死満塁のピンチを作る。
しかし、動ずることなく後続を断ち、無失点に抑える。

1回裏、先頭・古賀が四球で出塁すると、柴尾が内野安打で続き、四番・原田。
先制のチャンスで見事期待に応え、3ランホームラン！
さらに、猪野も公式戦初ヒットを放ち、一気に流れをTPAに引き寄せる。

2回表、3つのエラーも物ともせず、松田の投球が冴えわたり、この回も無失点に抑える。

2回裏、毎田と古賀のヒット、多々内の四球で二死満塁を作ると、柴尾が相手のエラーを誘い、1点を追加する。
そして打席は四番・原田、なんと2打席連続のホームラン！！
しかもグランドスラム！！
2周目を回ってホームに還って来た原田がつぶやいたのは「来てよかった～」。
当日急遽参加が決まった四番の実感がこもった一言だった。

3回表に2点を返されるが、その後5回表まで互いに無得点が続き、試合が落ち着いたかに思われた5回裏。
相手のピッチャーが代わり、先頭の柴尾がセンターへヒットを放つと、一塁、二塁を回りあっという間に三塁へ、最年長が気迫を見せる。
佐々木のタイムリーで柴尾を還し、さらに家永、代打・寺田にもタイムリーが続き、スコアは2-12に。

6回表に打者一巡の攻撃にあい、4点を失うが、その裏に1点を追加し、最終回の7回表。
再びギアを入れた松田が7球で三者凡退に抑え、6-13で試合終了。

今日のMVPは、もちろん2HR7打点の原田。
キャプテンの記憶の限りでは、TPA史上初の2打席連続弾。
次からはもう少し早めに参加を決めてくれると助かるんだけどね・・・！

さらに影のMVPは、再三のサードゴロ、サードフライを危なげなく捌き、打席でも気迫の三塁打を見せた柴尾。
奥様は勝利の女神かも！？

今日の珍プレーは、本当に「珍しい」プレー。
最後の松田の打席、二死満塁でレフトへ放った打球はまぎれもなくヒットと思われたが、7→4、一塁走者フォースアウトで、結果はレフトゴロ。
幻のタイムリーとなった。

今日のファインプレーも松田。
5回表、大きく弾んだピッチャーゴロをジャンピングキャッチでアウトにしたプレーは見事だった。

久しぶりの参加だった多々内はヒットこそなかったが、ショートの守備は安定、何より若い！
挙動もちょっとおもしろい。
有力な若手が帰って来たのはチームにとっても大きいだろう。
グローブ、柔らかくしておいてね！

そんなこんなで2連勝のTPA。
今年はいい年になりそう！？