試合結果詳細

27℃あった先週から一転、今日のプレーボール時点での気温は13℃、さらに大宮けんぽの大きな木々が揺れるほどの強風。
試合前からベンチのあらゆるものが飛ばされ、てんやわんやで波乱の予感がする。

今日はエンジョイカップの優勝が決まる一日、勝てばダブルヘッダーということもあり、たくさんの選手が集まった。
Mr.NEBOSUKEこと工藤も、永山にしっかりと連れられて時間通りに到着。
来年のNEBOSUKEは、試合が始まっても家ですやすや眠っていた森田か穴沢に継承か？

それはさておき、満を持してベストオーダーで準決勝に臨む。
相手は、過去に2回対戦し、1勝1敗の中央POWERS。

1回表、先攻のAllstarsは内野安打と敵失でランナーを貯めるが先制ならず、1回裏、エース・松田も負けじと相手打線を0点に抑える。

そのまま5回裏が終わるまで、互いに投手の好投と鉄壁の守備でスコアが動かない。
その間、Allstarsは2安打、相手チームは1安打。
残り2回、締まった展開に緊張感がどんどん高まる。
なんとしても先制点を取りたい。

そして6回表、ついに均衡が破れる。
先頭の松田、続く古賀が相手のエラーを誘い連続で出塁すると、4番・原田が強風を味方につけたヒット、さらにエラーも重なり2人が還り、2点先制。

待望のリードに、ベンチのキャプテンは勝利がチラつき一人緊張を高めるが、グラウンドの選手たちは堂々としている。
6回裏、ピンチは作るがきちんと0点に抑え、最終回へ。

7回表、二死から家永、松田が連続四死球で塁に出ると、古賀の強風でフラフラと上がった打球がショートの後ろに落ち、その間に2人が還り、追加点。
4-0とし、理想的な形で最後の守備につく。

7回裏、1人目空振り三振、2人目にはヒットを打たれるが、3人目空振り三振、4人目空振り三振。
見事な奪三振ショーで試合終了。

美しい完封劇で2017年以来の決勝進出を決めた。
そして、公式戦で完封勝利をしたのはなんとAllstars史上初である。


とんでもない強風により、外野へ飛んだはずの打球が大きく戻され内野フライになったり、信じられない方向に大きなファウルが飛んだり、その対策か極端なシフトを敷いた相手守備にまんまとはまったライトゴロなど、思い通りのプレーができなかった選手は多いだろう。

しかし、そんな中でもいつも通りのエースの投球といつも以上の堅実な守備で流れを呼び、相手の小さな守備の綻びから突破口を開いたAllstars。
全員にMVPを贈りたい。

珍プレーは、福島のライトゴロ。
シフトにはまった形ではあるが、世にも珍しいライトゴロ、しっかりと珍認定しよう。

さて、この後は決勝。
2017年は準決勝で力尽き、叶わなかった優勝を今年こそもぎ取ろう！！