試合結果詳細

昨夏の東日本選手権群馬県大会本戦で前年度覇者のチームと戦い敗れて以降の敗北。
来季Ａクラス進出を目指しているチームという事で、やはり一筋縄ではいきませんでした。

やはり去年からずっとそうですが、負け試合は全てエラーが絡んで失点を繰り返しての敗北。
"強いチーム"というは相手の１つの小さなミスを見逃さずに確実に攻めてきます。

企業チームという事でしっかりと統率も取れていて、漠然と打席に入って打つのではなく、「自分が何をすべきか？」、「自分に求められる事はなにか？」という事を１人１人強く自覚・意識をしていたように見えました。

自分達もその辺りはある程度しっかりとやってきましたが、相手の方が勝っていたという事でしょう。
悔しいですが、もしかしたらこれから始まる春の大会の事を考えると負けて良かったのかもしれません。

去年の東日本選手兼本戦で敗れて以降、半年近く全ての試合に勝利してきました。
勝ち続ける事で慢心していたり、油断をしていた訳ではありませんが、大会前にこうやって一度転んだ方が"１つのミスの怖さ"というものを強く実感し再確認出来るからです。
自分を含め、今日の試合で多くの選手達がそれぞれ課題を持ったと思います。

・自分はあの時、何をやるべきだったのか・どうするべきだったのかの答えを見つけ、
・それを実行出来なかった理由として、自分に何が足りなかったのか、今後どんな練習をすべきなのかを見つけ、
・これからの活動でしっかりと意識を忘れずに行動する、

ここまで出来て初めて"練習"試合というのは意味があると思います。

私を含め、この日の敗北を選手１人１人がしっかりと受け入れ、考え、話し合い、今後に活かせなければ、この日の敗北は何の意味も持たない"ただの負け試合"です。
大会が始まる前に、薄れていた大事な部分をもう一度再認識させて頂いた相手チーム様には感謝しかありません。

Ａクラス入りを目標にしている相手チーム様から見れば私達は圧倒的格下ですが、それでも大会前の貴重な日曜の活動日に試合を引き受けてくれました。
この日の負けを"意味のある敗北"にしてステップアップしなければ、こんな私達とわざわざ試合をして頂いた相手様にも失礼な事です。

攻撃・守備共に、"１つのミスの怖さ"というものを身に染みて味わえただけでも、この日は本当に貴重な試合になりました。
大会まで残り１ヶ月、私達が所属する支部のどのチームよりも自分達が下にいるという意識を強く持ち、チャレンジャーとして全力で頑張りたいと思います。

～以下、今試合活躍選手の試合後に聞いたコメント～

・アンパンマン選手
☆チャンスの場面でしっかりと打点を挙げ、久し振りの実戦の中でも扇の要として最後までチームを鼓舞する活躍☆
『寒い中今日もお疲れ様でした。まずは全員が怪我無く試合を終える事が出来て良かったです。今日は自分自身としても久し振りの実戦、それに加えて色々と大会前に試したい事があったから、今日の結果としては満足出来ないが、今は試し試しの段階だからまぁ仕方ない。大会までに自分のパフォーマンスをピークに持って行く為の途中段階だからな。細かい事を言ったらキリがないが、チーム全体として相手と最も差が付いたのは今回も"ディフェンス"だ。単純なミスだけじゃなく、連携等記録には残らないミスも随所で見られたな。それに比べて相手チームはその数は限りなく"０"に近い。勝負の分かれ道はミスを犯したチームとミスにつけ込んだチーム。口で言えば簡単だが、相手のミスを確実に活かして得点する…それを選手全員で確実に遂行出来るのが"強いチーム"だ。自分達は東日本の県大会で負けて以降、今日まで負け無しだったが、むしろそれが出来過ぎなぐらいだった。大会前に１度、野球の怖さをこうやって身に染みて味わえた事は良かったと思う。練習試合に全部勝つチームが大会で優勝するワケではない。大会まで残り何回活動出来るか分からないが、ここからが勝負時だぞ。今日の負けをただの負けにするのか、意味のある負けにするのか、これからの自分達次第だ。』

・佐藤選手
☆２番手として登板し、４回を四死球０、奪三振２、自責１の力投で活躍☆
『お疲れ様でした！今日はチーム全体として、ちょこちょこミスをしてしまいましたけど、そんな中でもつんつんが頑張って投げてくれてたので、何とか自分もつんつんの気持ちを繋げられるように必死で投げました！任されたイニングを無失点に抑えられた訳ではないですけど、今年ずっとやってきた新しい練習の成果が出た部分もありました！確かに負けた事は悔しいし、今でも泣きそうになるけど、１人１人がしっかり反省出来る部分を見つけて、次に活かす事が出来れば今日の負けには意味があると思います！油断してたわけじゃないけど、やっぱり去年からずっと勝ち続けてた事で、野球の怖さ・１つの１つの当たり前のプレーをこなす大切さが無意識の内に薄れていたのかもしれません。それを大会で負けて気付くんじゃなくて、大会前に再認識できて本当に良かったです！まだまだ自分も、チームも、足りない部分ばっかりです。今日の悔しい気持ちを絶対に忘れないで成長したいです！』

・つんつん選手
☆守備のミスが重なり失点を重ねるも、折れる事なく先発として５回を投げて四死球０の力投の活躍☆
『そうですね………死ぬ程悔しいですよ。自分も、他の選手も、もっと強くなりましょう。……以上です。』

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