試合結果詳細

「野球が、、したいです、、、」
2017年冬、水道橋の室内練習場で練習をしながら誰もが思っていた。


杉並区第70回体育祭
ここまでの戦績
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2017/8/27 vs　和泉ピーシーズ戦 8:0
2017/9/24 vs　マイヤーズ戦 6:0
2017/11/19 vs　ジェトロ戦 5:2
2018/3/11 vs　綺羅星レンジャーズ戦 2:0
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2018/4/1 vs　杉一クラブ←今ここ

2017年は雨、雪による順延が続いたため、2017年夏に始まった体育祭（本来体育の秋に終わるはずの）は2018年の春にまで順延することとなりました。
ピーナッツにとっては幸か不幸か、前回の区民軟式野球大会覇者の綺羅星レンジャーズ戦を見据え、冬もトレーニングや練習を定期的に行ってきた。その甲斐あってなんとかギリギリのところで綺羅星さんを破り、準決勝まで上駒を進めた。

勝つとダブルヘッダーによる決勝が控えているものの、ピーナッツはこの日9人しかいないため、体力を最小限に抑えつつ、前回体育祭を制した強豪杉一クラブさんをなんとか破りたいところ。

この日決勝に進むことを前提にしたプランは以下の通り。
準決勝：菊池（4回）、山下（残り）
決勝：深田（2-3回）、山下（残り）

オーダーは以下の通り
1投　伊崎
2遊　山崎
3捕　鷲津
4右　山下
5三　高橋健
6左　井本
7一　青木
8二　深田
9投　菊池

オーダーの意図としては、打順は先発菊池の負担を考え普段の1番から9番へ、代わりに伊崎を1番とし、打線の流れは変えずに効率的な打線を組むこととした。
セカンドはこの日欠席の松本、北島に代えて、ここまで何度か助っ人として参加の深田に入ってもらうこととなった。

気合を入れなおし、試合開始

先攻は杉一クラブ、先発菊池は立ち上がり一回を危なげなくすべて内野ゴロ（投ゴロ、三ゴロ、三ゴロ（一失）、三ゴロで抑えた。

後攻のピーナッツ、先頭伊崎、二番山崎と内野ゴロに倒れ、三番鷲津もショートフライ、チェンジかと思った瞬間相手ショートの目に太陽が入りまさかの落球。四番山下がライト前と続き、この日五番に入った高橋健がレフトに特大のホームラン！！相手レフトの頭上を越え、幸先よく3点を先制した。

2回表、菊池は先頭から2安打を許すものの、捕飛（ナイスキャッチャー！笑）、三ゴロ、四球を挟んで満塁となった後、二ゴロに抑えて無失点。
セカンドに入った深田は、正面強い当たりを難なく裁き、さすがの守備を魅せる。

2回裏、1回の3点で気を良くした攻撃陣であるが3者凡退に倒れる。このあたりから雲行きが少し怪しくなってくる。

3回表、四球で出したランナーを盗塁、内野ゴロの間に1点を返される。

3回裏、1死後山崎が内野安打で出塁も後続倒れ無得点。

4回表、記録には残っていないものの、よくわからないままズルズルと2失点。ここが同点どまりであったことが後々大きく影響する。菊池はこの回で降板、まだ行けそうであったが、同点ということ、ダブルヘッダーが想定されたことからお役御免、ナイスピッチング！

4回裏、先頭井本のレフト前へ火の出るようなヒットを放って出塁したのち、7番青木が意表をついた送りバント（ナイスバント！）。自身の判断で1点を取る野球をすることができるまでに成長し、チームの士気もうなぎのぼり。
しかし後続続かずこの回も無得点。

5回表、この回からピッチャーを山下にスイッチ。制球が普段より若干アバウトであったものの、球の力もあり危なげなく相手打者を抑える。

5回裏、この回も四番山下のセンター前のみで上位打撃陣が淡泊な攻撃。このあたりが明確に課題か。

6回表、相手先頭に対して四球、エラーや四球もあり1死満塁、ここでピーナッツは前進守備を敷く。
この場面でほしいのは一番が三振、次に内野ゴロ。外野には飛ばされたくないため高めの配球は厳禁。浅いカウントでは球を動かしファールを狙いカウントを整えるとともに、押し出しを避けるためにストライク中心の配球。芯を外して内野ゴロでホームゲッツー狙い、追い込んだら三振狙いに切り替える方針で攻めることとした。
沈む変化球で相手右バッターの芯を外し、打球はゴロでサードの高橋健のもとに！
高橋健これを堅実にさばき本塁に送球、捕手の鷲津はこれを取りまずホームで2アウト、続きファーストに送球を狙うもののきわどいタイミング。送球エラーで点が入ることとのリスクを考え送球を止め、偽投をし、サードを確認するとショートの山崎がカバーに入っており、相手ランナーがホームを狙い飛び出している。サードへ送球し山崎これを取ってタッチ！
5-2-6の超変則ダブルプレーにより、この大ピンチを切り抜ける！！
チームの士気も最高潮に達し、最終回の攻撃に入ることとなった。

6回裏、時間の規定上この回が最後の攻撃、この回先頭の井本がライト前にしぶとく落とすヒットによりサヨナラのランナーが出塁。続く青木も四球を選び0アウト1,2塁となる。ここで8番深田はボールの下を叩きキャッチャーフライ、9番菊池も三振に倒れるも意表を突き井本がそのままホームへ激走！チャレンジ空しく余裕をもってタッチアウト。（ここのプレーって何でホームに走るプレーになっているのか誰か教えてくれー）

以上で試合は終了となり、3-3の引き分けの上、じゃんけんにより決勝進出チームが決まることとなった。

対戦相手は最終回の各チームの守備位置別にタイマン勝負！
いっせいに行われる「じゃんけんぽん！」合図のもと、勝った者は手を挙げ、負けた者は静かに空気となる中、伊崎、鷲津、高橋健、深田の4人が手を挙げる！
何人勝ったか確認される中、互いの投手対決はまだ決着がつかず、最後に山下が勝利！
5：4で辛くもピーナッツが決勝に進むこととなった。

続く・・・

（ピーナッツ編集部　Y.W）