試合結果詳細

昨年の関東大会王者、前田フェニックスとの練習試合。
この試合が決定してからというもの、久々の興奮と緊張で辛い仕事も頑張れた1週間でした。
そんな中で主砲加藤の興奮はマックス状態。高ぶる気持ちを抑える事が出来ず、部員全員に熱い思いを押し付けてくるメールを連発。
こんな感じで当日を迎えました。
肝心な試合内容は、初回から前田フェニックスの機動力が爆発。先頭がスラップ気味にセンター前にポテンヒットで出塁すると、2番がすかさずバント攻撃。間一髪一塁はアウトにしたものの一塁ランナーは快足を飛ばし一気に三塁へ。その後あっという間に先制点を献上。その後も東観のすきを突く攻撃は止まらず、5回までに5失点という展開。
東観の攻撃というと、4回まで一人のランナーも出せずバーフェクト状態。
5回3番鈴木、4番加藤の連打、5番市山の送りバントで作ったワンアウト2・3塁のチャンスも後続が連続三振でゼロ。
しかし6回、相手投手が17番から5番に代わりチャンス到来。
四球とヒットでノーアウト満塁のチャンスを作ると、ここで登場、我らがキム様。木村の打球は左中間を破るタイムリー二塁打。その後、ヒットとバッテリーエラーで1点差まで迫ると相手投手が10番に交代。
投球練習から剛速球を連発する10番に対して、東観は5番キャッチャー市山。市山の渾身の打球はワンバウンドで三塁手の頭上を越えていく逆転タイムリー。相手ミスも重なり一挙7点のビッグイニングとなった。
その後、東観のエース剛腕西村がキッチリと締め試合終了。
東観が大大大金星を収める結果となった。
しかしこの試合、試合には勝ったが、東観はアウト18個中、9個が三振。
ただ単に何も考えず、来た球を打つだけでは一流投手から勝利を収める確率は上がってこないだろう。前田フェニックスのように相手の嫌がることを徹底的にやり、凡打になっても意味のある凡打を意識する。これこそがチームが強くなる為のポイントであると思う。
「強くなりたい」「勝ちたい」と口で言うのは簡単であるが、これを機にチームの意識を変えてみませんか？
前田フェニックスさん、本日は練習試合をしていただき本当にありがとうございました。
※二試合目は、前田フェニックスさんが9対3で勝利。東観は一試合目に続きこの試合でも9個の三振。