試合結果詳細

待ちに待った民報杯の開幕戦。
監督が抜群のクジ運を魅せ、6月1日大会開幕試合となった。
メンバーもほぼフルメンバーが集結し、全員野球の総力戦となる。
開幕投手は白幡。監督でもあり、本来はスピリッツに居るはずのなかった男。しかしもはや30番は永久欠番にしていいレベルの存在感を放つ。
そんなことを思い浮かべながら、プレイボールとなった。

相手先発投手は甲子園投手ながらも、打撃陣は奮闘した。
初回、核弾頭の先頭桑田が三振に倒れるも、続くはLAST SAMURAI 宮本。初球を捉えレフトオーバーの2ベースヒットを放つ。まさにサムライスピリッツ。3番石渡はホームランを狙いフルスイングし体はライトスタンドだったが、打球はキャッチャーフライ。2アウト2塁で4番中澤を迎える。キャッチフレーズは苫小牧のテポドン。誰もがレフトスタンドに核を落としてくれることを期待したが、ここは相手投手の上手い牽制で宮本が刺されチェンジとなる。テポドンは天を仰いだ。
2回には田代がライト前ヒットを放つも後続が倒れ無得点。
1点ビハインドで迎えた3回、鎌田、白幡と連続三振に倒れ2アウトで迎えるは前の打席三振の桑田。しっかりと振り抜けたという打球はライトの頭を越える3ベースヒットとなり、2アウトながらも同点のチャンスを作り、バッターは宮本。ここも見事なサムライショットをセンター前に打ち、同点タイムリーを放った。続く3番石渡も続きたいところだったが、ここもホームランを狙うも体はライトスタンド、打球はキャッチャーフライでチェンジとなった。
4回、5回は点差も開きなんとか一矢報いたかったが、相手投手がギアを上げ2イニングで5奪三振を奪われ無得点に終わった。

守備面では開幕投手白幡が、序盤からテンポ良いピッチングで打者を打ち取っていく。
初回は先頭打者にいきなりライトオーバーの三塁打を打たれるも、2番、3番と打ち取り2アウト。続く4番の打席で捕手佐々木が痛恨のパスボールで1点を献上するも、打者を打ち取り最小失点で切り抜ける。佐々木はサングラスがスポーツ用ではないのがパスボールに影響したと思われる。
続く2回も先頭打者をショートフライで打ち取り、快調は続く。次の打者に直球を完璧に捉えられ鋭い打球が左中間を襲うも、 本日センターに入った新庄剛志に憧れる野澤のダイビング(？)キャッチが飛び出し、投手白幡を盛り立てる。後続も打ち取り無失点。
このままの流れならもしかしたらと思っていた3回、先頭は１番打者で先程はライトオーバーを打たれている打者。慎重に行こうとしていたが、初球を綺麗にセンター前に運ばれてしまった。続く打者にもライト前に運ばれノーアウト1,2塁のピンチ。続く3番打者の打球はアウトコースを完璧に捉え鋭いライナーがライト石渡の正面に飛ぶも、目測を誤り前進、頭を越されてしまう。2点を失い更にノーアウト3塁のピンチ。迎えた4番に鋭い打球を左中間に弾き返されるも、センター野澤が追いつきタッチアップかと思われたが、捕球前にレーザビームでの捕殺を意識してしまい一瞬打球から目を切るといる失態を犯し、クラブを弾いてしまうタイムリーエラー。悪い流れは続きファースト中澤のエラーなどで更に2点を失ってしまう。
4回は無失点に抑え、5回からは宮本が登板。
しかし走塁で足を痛めた影響もあり制球が定まらず、エラーも絡み無死満塁のピンチで4番打者を迎える。センターに完璧に打球を運ばれ、ライト寄りに詰めていた変わったセンター木村も打球に追いつけず頭を越されランニングホームランとなり一挙に4失点。その後もセカンド藤原が2つ続けてのエラーが出てしまうなど、さらに2点を失い万事休す。

結果的に12-1と、大敗を喫してしまった。
公式戦ということもあり、ガチガチに緊張しエラーも多く、しっかり守れていればもっと良い試合が出来たなという一戦だった。
課題は浮き彫りになったと思うので、敗戦を引きずらずにいきましょう。
11日の試合に勝ち敗戦復活戦に進み、下剋上を狙いましょう！