試合結果詳細

ボデーショップカドワキ杯1回戦。
前日勝利している流れを持ち込み、連勝を狙った一戦。
先発は前回下川原アルミ工業戦で無念の敗戦投手になった監督・白幡がリベンジ登板した。

打撃陣は相手先発の速球派投手をなかなか打てずにいた。
初回、2回は三者凡退。
3点先制されていた3回に、1アウトから磯松が四球で出塁し、続く鎌田は三振に倒れ、迎えるはストバッター白幡。前日購入したレボルタイガー限定モデル(3万円)を担ぎ打席に向かった。そして、初球の高めのストレートを詰まりながらも捉えた打球はレフトの頭上を越え、見事な2ランホームランとなり1点差に詰め寄った。
続く4回、1アウトから本日3番に入った桑田が好走塁もあり2ベースヒットを放ちチャンスメイク。続く4番中澤は威圧感で四球を選び、5番野澤に打席が回る。
ライトオーバー3ランホームランを意識しベースから少し離れて立つが、ド真ん中に甘いスライダーが入ってきたため反応してしまうも、なんとか芯を捉えレフト前に弾き返し同点となる。続くは昨日大活躍の木村・伊織コンビ。しかし木村はショートフライ、伊織はサードゴロに倒れ2人は本日無安打に終わった。しかし試合後に木村が、コンビの順番は昨日と同様の伊織→木村じゃないとダメだ、打てないと首脳陣を批判してきた為、次回の出場は限りなく薄くなってしまった。
5回は三者凡退。6回に再びチャンスが訪れた。
先頭のサムライ宮本は日本刀を振るイメージで打席に立つも三振に倒れる。
続く2番田代がライトの頭を越える2ベースヒットを放ち、3番野球の申し子桑田が、意表を突くセーフティバントを敢行、ここしかない！という所へ見事に決め、すかさず盗塁し1ナウト2、3塁の1打逆転の絶好の場面を作る。
そして迎えるは4番 Mr.SPLASH中澤。しかし簡単に追い込まれ、低めの変化球で空振り三振。続く野澤も初球ストレートに絞り卓球小屋へのホームランを狙うもスライダー、サードゴロに倒れた。この場面で点が取れなかったのが痛かった。
最終7回も2アウトから磯松がサード強襲ヒット、鎌田が今シーズン初安打となるレフト前ヒットを放ち2アウトながら1、2塁のチャンスを作り迎えるは本日ホームランを放っている白幡。
父親が息子の活躍を見守っている中、アウトコースのストレートに手が出ず、痛恨の見逃し三振を喫してしまう。父親も顔を歪め、悔しがっていた。


守備面は先発白幡が立ち上がりに苦しみ、初回にデッドボール→盗塁→3盗→キャッチャー悪送球で1点をプレゼント。3番バッターにレフトオーバーのホームランを打たれ2点を先制されてしまう。
2回にもヒットを打たれ1点を失うが、尻上がりに調子を上げて行った。
3回には痛烈なセンターライナーを新庄に憧れている野澤がダイビングキャッチで白幡を盛り立てる。(落下点を調整したのではないかとの声が上がり、野澤はそれを認めわざとダイビングキャッチしたことをチームメイトに謝罪した。)
4回、5回と三者凡退。
6回には先頭打者に2ベースヒットを打たれるも、セカンド田代がゴロをわざと弾きランナーのオーバーランを狙い、刺すという前代未聞のトリックプレーでチャンスを潰し無得点。
そして迎えた最終7回裏、ここを抑えれば得意のジャンケン大会に持ち込める、ジャンケンならいける。そんな一瞬の気の緩みがあり、そこに漬け込まれた。先頭バッターにセンター前ヒットを打たれ、内野ゴロの間に3塁まで進まれ、2アウト3塁。ここを抑えればという場面、迎えるはトップバッター。
初球ストレートを狙われ、完璧に捉えられた打球はセンター前ヒットとなり、無情にもサヨナラ負けとなった。

7回を好投した白幡を援護出来なかった打撃陣。
守備では3試合連続エラー無しと守れている為、打撃の強化をしなければこの先勝ち進めないだろう。
より一層課題が見えた、良い試合だった。
白幡監督、ナイスピッチ&ナイスホームラン。
2敗目を喫したが四死球も少なくテンポが良いため、試合を作れる投手。
是非とも勝ちをつけてあげたいですね。


これにてボデーショップカドワキ杯は初戦敗退となった。
まだまだ公式戦は残っているので、切り替えて次の試合に挑みましょう。