試合結果詳細

日本橋杯1回戦。
3ヶ月共に戦った仲間、渡邉のラストゲーム。4番投手というこれ以上ない晴れ舞台で出場し、スピリッツメンバーとの野球を楽しんだ。

チームとしてもなんとか勝って有終の美を飾りたかったが、結果は0対5で完敗。相手投手の威力抜群のストレートに手も足も出ず僅か1安打の完封負け、5回15個のアウトのうち、9奪三振を喫してしまった。

しかし渡邉も負けてなかった。2回で4奪三振を奪う驚異の奪三振率を残し、万を持してリリーフした野球の申し子桑田も、130キロを越える速球で空振りの山を築き、4奪三振。相手チームからも5回15個のアウトのうち、8個を三振で取った。エラー、四死球絡みでの失点のみなので、まだまだスピリッツは強くなっていけるチーム。

今はまだ道具と気持ちだけは超一流のチームだが、いずれは苫小牧の野球会を揺るがすチームになるだろうと、主将が占い師に言われたらしい。

この試合をもって、背番号14 渡邉洋樹は活躍の舞台を帯広に移す。
苫小牧スピリッツの殿堂入り第1号、そして14番は永久欠番になった。
しかしこれでお別れではない。チームメイト一同、またいつか一緒に野球が出来ることを信じ、これからも進んでいくことを誓い僕たちは別れた。

最後の挨拶で、長嶋茂雄氏の名言に準え、『スピリッツは永久に不滅』の名言を残すことを誰もが期待したが、見事に期待を裏切り、普通の挨拶で終わった。


またいつか必ず、戻ってきてください。
それまでにスピリッツは、常勝軍団になっておきます。
日本橋は1回戦敗退、いよいよ残りの大会も僅かとなってきてしまった。
早めのオフにならないよう、残りの大会は頑張りたい。