試合結果詳細

勝てば決勝進出となる一戦は、苦手な清水球場での戦いとなった。
強豪の佐川急便が相手の中、スピリッツはエース石渡を投入。
ギャラリーはもはやマネージャーとして入団が確定的なサキちゃん、そしてゼビオイチのスピリッツファンのカバサワちゃんの２名。
納会にも是非来てください。

後攻のスピリッツは初回、立ち上がりが不安な石渡を相手クリーンナップが逃さなかった。痛烈なレフトオーバーを打たれ1失点し、2アウトまで取るが満塁のピンチ。しかしここはエースらしい投球を魅せ、見事に無失点に切り抜けた。ここがこの試合最大のゲームメイクポイントだった。

逆転したいスピリッツはその裏の攻撃、トップバッター田代将がレフトへ見事な流し打ちで2ベース、そして続く兄の田代拓が四球で繋ぐ。野澤はショートゴロに倒れ、迎えるはここ数試合打撃絶好調の4番木村。元4番中澤がベンチから見守りながら捉えた打球は、センターに飛ぶ。打球の目測を誤ったのか前進してくるが、ビヨンドで捉えた打球はグングン伸び、頭上を越えていった。そのまま木村は全力失踪し、逆転のランニングホームランとなった。

この一打で波に乗ったスピリッツは磯松、田代拓にもタイムリーが飛び出すなど終わって見れば7得点。
石渡も初回以外はほとんどランナーを出さない完璧なピッチングで4勝目、防御率も1点台と抜群の安定感を魅せ、奪三振数もトップ。
スピリッツの大谷はどこまで記録を伸ばすのか楽しみである。
木村も待望の今期第1号を放ち、現在本塁打王の石渡に2本差と追撃体制に入った。

これでサンクリーン杯は決勝進出。
チームの目標であるタイトル獲得に一歩前進した。