試合結果詳細

前日の豪雨で中止かと思われていたが、本日のグラウンドは水捌け最強の明野中学校。
バッターボックス付近はフニャフニャ。
そんな中で迎えたダイヤモンドリーグ２回戦。
本日のオーダーは来期以降を見据えた方針で、桑田が作成した。
先発のマウンドへ、エース改めて"滝糞"石渡が上がった。


先攻のスピリッツは初回、いきなり核弾頭の椚田がバットの先端でボール半分を捉えてセンター前に弾き返す。
続く２番千葉はセンター強襲？ヒットで繋ぎ１、２塁で桑田を迎える。
しかしここはサードゴロに倒れてしまうが、ランナーはそれぞれ進塁し２、３塁で４番木村の打席。
２球ファールで追い込まれたあと、きっちりセンターに飛距離十分の犠牲フライを放ち１点を先制する。
３回にはこの回先頭の椚田が四球で出塁し、盗塁を絡めて３塁まで進塁し３番桑田の打席。
２球目に来たド真ん中のストレートを逃さず捉え、打球はセンター方向にグングン伸びる。
センターの頭上を遥かに越え、打球がワンバウンド、ツーバウンドしている頃には既に桑田は２塁ベースに到達している程の飛距離のホームランとなった。
今期第１３号のツーランホームラン。
４回にはツーアウトからお別れ会をしたはずの佐々木が本日も参加しており、左中間へ完璧な打球のスリーベースを放った。
そして続く椚田も左中間に完璧な打球を放ち、一気にホームに突入。
今期第１号のツーランホームランを放ち、本塁打王争いに名乗りを上げた。

先発した石渡は３回まで被安打１、奪三振５と完璧なピッチングを披露するが、３回を投げ終えたあとにアクシデント発生。
急激な腹痛を訴え、打席が回るにも関わらず一目散にトイレへ。
※近くにトイレはない為、車にて移動
打席が回ってきてしまい、継投となった。
石渡は意識がもうろうとする中なんとかトイレに到着し、ズボンをおろした瞬間まるで"滝"のように流れ出たようだ。
数十分後、スッキリした表情でベンチに帰って来た。

緊急登板に指名されたのは"キムケン"こと木村賢一投手。
スピリッツの創設メンバー、木村正之の実の兄である。
スピリッツ不動の４番になりつつある木村正之の兄だけあって、野球センスはピカイチ。
本日も制球には苦しむが力強い速球で相手打線をねじ伏せ、緊急登板ながら２回を１失点で今期初セーブを挙げた。

本日のヒーローはツーランホームランの桑田と２打数２安打１本塁打１四球２盗塁３得点と１番打者として完璧な仕事をしたクーヌンこと椚田選手が選ばれた。

これにてダイヤモンドリーグは２戦２勝。
残り３戦も全て勝って、決勝トーナメント進出を目指したい。