試合結果詳細

蒸し暑さが残る中、田中正杯トーナメント戦準々決勝を迎えたスピリッツ。
お相手は初対戦のR-ZION。いつも大会運営でお世話になっている松井さんが監督のチームである。松井さんのユニホーム姿を初めて見た日であった。
先発のマウンドには、数週間前にダイビングキャッチをして左肩を痛め、未だに違和感が残っている宮本が上がった。

後攻のスピリッツは初回、先頭の好調クーヌンがいきなりサード線を破るヒットで出塁する。
続く２番に固定されてきた千葉が右方向への意識を貫き、右中間へツーベースヒットを放つ。
椚田は一気にホームインし、１点を先制。
続く桑田も緩いボールをしっかりと引き付けてセカンドの頭上を破る。
打球は右中間に転がり、相手守備が乱れる間に一気にホームイン。
第１４号ツーランホームランとなった。
続く４番木村はライトへスリーベースヒットを放ち、猛攻は止まらず。
しかし石渡、中澤と打ち上げてしまいツーアウトとなる。
続くは前日に「７番セカンドでお願いします」と直訴してきた藤原。
ボテボテのサードゴロかと思われたが良い所に転がり、内野安打となる。
藤原自身久しぶりのタイムリーヒットとなった。
初回に一気に４点先制に成功した。
３回にはこの回先頭の千葉がライトへスリーベースヒットを放ち出塁する。
１アウトとなり４番木村を迎え、ど真ん中のストレートを完璧に捉え、センターオーバーのタイムリースリーベースヒットを放った。
続く石渡は、きっちりセンター前に犠牲フライを放った。
この回は２点を追加した。

先発した宮本は左肩負傷の影響を感じさせない安定したピッチングを披露し、５回１失点で勝利投手となった。
最終回の６回には、志願して椚田が登板。
首脳陣は不安しかなかった。
案の定先頭打者をヒットで出塁させてしまう。
しかしワンアウトを取り、続く打者をセカンドゴロゲッツーに仕留め、終わってみれば実質三者凡退で２セーブ目を上げた。
セカンド藤原は落ち着いてゲッツーを処理し、成長を感じさせた。

これで準決勝にコマを進めたスピリッツ。
優勝を狙っていきたい。


本日は千葉、木村が３打数３安打と大暴れし、藤原も２打数２安打と２年目のルーキーの成長が大いに見られた試合だった。
しかしそんな中、MLBドリームカップ札幌選抜チームに所属している野澤、石渡の不調が回復してこない。
石渡は５試合９打数無安打。
野澤は３試合６打数無安打と、快音が見られない状態が続いている。
札幌遠征の疲れはあるが、MLB初戦は３１日である。
しっかり調整し、スピリッツ・選抜チーム両方に貢献出来るようにしたい。